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つい先日、二子玉川の玉川高島屋に行ってきました。ちょうど、11月1日に全館グランドオープンになり、地階食料品売り場もフーズシティ、フーズギャラリーとして新たに生まれ変わったばかり。行ってみた感想は、広い、明るい、盛りだくさん！！各種お惣菜からデリに和菓子、洋菓子の甘いもの系にスーパーマーケットに専門店と見ごたえ充分でした。その上、イートインスペースのあるお店が多いのが印象的。思わず立ち寄りたくなったのは、ニューヨークチーズケーキでおなじみのグラマシーニューヨークとベーカリーのPAUL、キルフェボンのカフェ。どれもデパ地下のイートインスペースにしては、比較的ゆったりとしたスペースが確保されていて、落ち着ける雰囲気でした。
他にも、グロッサリーや自然食料品店、スーパーマーケットが入っているのも魅力的！まるで、ひとつの小さな街の通りを散策しているような楽しみがあります。若干売り場が広すぎる気もしますが、全体的にはゆったりとじっくり見てまわれる売り場にまとまっていました。単なる"地階食料品売り場"ではなく、"グルメ通り"と言った感じでした。

なかでも、私が気に入ったお店は、「サンクゼールワイナリー」です。ここは、長野県の斑尾高原農場の直営店で手作りの自然食品を取り扱っているお店です。ジャムやパスタソースなど、いろいろ試食してみてから買うことができます。最近、パン教室に通い始めたこともあって、パンを食べることが多くなってきたので、ここで、りんごジャムとくるみバターを買ってみました。
レトロなデザインの瓶がかわいいここのジャムはお砂糖を使用してつくったタイプとお砂糖の代わりに蜂蜜を使ったタイプと全くお砂糖を使用せずにつくったタイプの3種類があります。私が買ったりんごジャムはお砂糖を使用せずにつくったもの。お砂糖の代わりに葡萄果汁で甘さを出し、レモンの天然ペクチンを使い、原料が全て果物というオールフルーツジャムです。どちらかというと、りんごのコンポートのようなさっぱりとした甘みが特徴。そのままで食べても、ヨーグルトに入れて食べてもおいしいです。もう一方のくるみバターは、ピーナツとくるみをブレンドしてつくった甘さ控えめのペースト。一見ピーナツバターのようですが、後味は確かにくるみ。ピーナツのみのピーナツバターよりも木の実の香ばしさが強いです。トーストしたパンに塗って食べるだけではなくて、ほうれん草などの野菜の和え衣に練りゴマの感覚で使っても美味しいですし、バニラアイスに混ぜて食べるとおいしいです。

出掛けた日はあいにくの曇り空。河原で青空を楽しむはずでしたが、空は真っ白な雲で覆われていました。それでも、ときおり鳥たちが群れをなして飛んでゆく白い空を見ていると、ゆったりとした気持ちを取り戻すことができました。私はあまりデパ地下のイートインスペースはくつろげなさそうで立ち寄ることがなかったのですが、今回を機にちょっとのぞいてみようかなという気になりました。
二子玉川に出掛けた際は玉川高島屋のデパ地下の散策も楽しんでみて下さい。 では。



■ひつじ
祖母、父、母、姉、妹の六人家族。三姉妹の次女。愛犬の名はイチロー。今は地元を 離れて東京都内で姉と二人暮らし中。デパ地下は初心者マーク、これを機会にもっと 詳しくなりたいと思っている。私にとってデパ地下とは「好奇心がむくむく刺激され るところ」。