特集/コラム
【コラム】2003-10-14
はちみつ色の季節
2003/10/14
日一日と夜が長くなっていき、日一日と肌に寒さを感じるようになってきました。街の緑も、そろそろ色づき始める季節です。今までまだ明るかった時間帯がふと気付くともう暗くなり始めている、そんな時に、私は季節の移ろいを感じます。今ぐらいから年末にかけての、街に漂う雰囲気が私はとても好きで、よく出歩くようになります。
この時期、寒くなってくるにしたがって、お家に帰ってくると、あたたかなものを心も体も求めるようになってきました。あったかい飲み物。皆さんはあったかい飲み物といったら、何を飲みますか?私の最近のお気に入りは、"ミルクティー+はちみつ"です。これは、以前にとあるカフェで飲んだことのある組み合わせなのですが、その味が忘れられず、自分でもつくるようになりました。はちみつの、ぬくもりのある甘みが私は大好き。実は、子供の頃は、はちみつの独特の香りが苦手で敬遠していたのですが、何年か前に父が知り合いの方から買ってきた天然のはちみつを味わって以来、はちみつが大好きになってしまいました。大人になったということなのか、はちみつの香りと砂糖とはまた違ったこっくりとした甘みに魅了されています。
そんな私は、最近、前々から気になっていた渋谷東急フードショーにあるはちみつ専門店「ラベイユ」に行ってきました。本当にたくさんの、色とりどりの瓶詰めのはちみつが並んだカウンターは見ているだけで満たされた気分になります。はちみつは産地ごとに並べられていて、それぞれのはちみつの特徴やコメントが書いてあるので、それを参考にして選ぶと良いと思います。ただ、はちみつ好きな私はどれも気になってしまって、あれもこれもと目移りしてしまい、決めるまでにかなり時間がかかってしまいました。
気になったはちみつはお味見することができるので、いくつか(いや、かなり)お味見させてもらって、最終的に2種類のはちみつを買ってきました。私が買ったのは、イタリア産の「百花蜜」(125g850円、250g1,480円)のはちみつとフランス産の「クローバー」(125g850円、250g1,430円)のはちみつ。「百家蜜」のはちみつは、あんずジャムのような色合い。さらりとした舌触りで果物のような香りがします。これで、しょうがのはちみつ漬けをつくっているところ。紅茶にいれたり、ホットレモネードにいれて楽しむ予定です。「クローバー」の方は白っぽくざらっとした舌触りで、私がはちみつ好きになったきっかけのはちみつによく似た味がします。あっさりとしていて、やさしい甘み。これとバターを塗ってつくるはちみつトーストは最高においしい!
ひとくちに、はちみつといっても、色も香りも味も舌触りも様々。同じ花の蜜でも原産地によっては全く違った印象になります。ラベイユに行ってから、ますます、はちみつの奥深さとその魅力にはまりそうな予感のある私です。買ってきたはちみつは、蜜蜂達に感謝しつつ大切に大切に味わいたいと思います。
さて、"ミルクティー+はちみつ"ですが、はちみつはお好きなものを使って下さい。私はミルクティーの紅茶を少し濃い目にだすのが好みです。泡立てたミルクに、はちみつをたらすとカフェ風になります。
私のなかでは、はちみつは秋の肌寒くなってきた今頃の季節にちょうどよく似合うイメージ。通常、その年のはちみつは春に収穫するそうですが、その後、製品化され、輸入物が店頭に並ぶのは秋からだそう。ということは、私の感覚もあながちハズレというわけではないようです。
皆さんも、秋、はちみつ色の季節を楽しんで下さい。
■ひつじ
祖母、父、母、姉、妹の六人家族。三姉妹の次女。愛犬の名はイチロー。今は地元を 離れて東京都内で姉と二人暮らし中。デパ地下は初心者マーク、これを機会にもっと 詳しくなりたいと思っている。私にとってデパ地下とは「好奇心がむくむく刺激され るところ」 。
この時期、寒くなってくるにしたがって、お家に帰ってくると、あたたかなものを心も体も求めるようになってきました。あったかい飲み物。皆さんはあったかい飲み物といったら、何を飲みますか?私の最近のお気に入りは、"ミルクティー+はちみつ"です。これは、以前にとあるカフェで飲んだことのある組み合わせなのですが、その味が忘れられず、自分でもつくるようになりました。はちみつの、ぬくもりのある甘みが私は大好き。実は、子供の頃は、はちみつの独特の香りが苦手で敬遠していたのですが、何年か前に父が知り合いの方から買ってきた天然のはちみつを味わって以来、はちみつが大好きになってしまいました。大人になったということなのか、はちみつの香りと砂糖とはまた違ったこっくりとした甘みに魅了されています。
そんな私は、最近、前々から気になっていた渋谷東急フードショーにあるはちみつ専門店「ラベイユ」に行ってきました。本当にたくさんの、色とりどりの瓶詰めのはちみつが並んだカウンターは見ているだけで満たされた気分になります。はちみつは産地ごとに並べられていて、それぞれのはちみつの特徴やコメントが書いてあるので、それを参考にして選ぶと良いと思います。ただ、はちみつ好きな私はどれも気になってしまって、あれもこれもと目移りしてしまい、決めるまでにかなり時間がかかってしまいました。
気になったはちみつはお味見することができるので、いくつか(いや、かなり)お味見させてもらって、最終的に2種類のはちみつを買ってきました。私が買ったのは、イタリア産の「百花蜜」(125g850円、250g1,480円)のはちみつとフランス産の「クローバー」(125g850円、250g1,430円)のはちみつ。「百家蜜」のはちみつは、あんずジャムのような色合い。さらりとした舌触りで果物のような香りがします。これで、しょうがのはちみつ漬けをつくっているところ。紅茶にいれたり、ホットレモネードにいれて楽しむ予定です。「クローバー」の方は白っぽくざらっとした舌触りで、私がはちみつ好きになったきっかけのはちみつによく似た味がします。あっさりとしていて、やさしい甘み。これとバターを塗ってつくるはちみつトーストは最高においしい!
ひとくちに、はちみつといっても、色も香りも味も舌触りも様々。同じ花の蜜でも原産地によっては全く違った印象になります。ラベイユに行ってから、ますます、はちみつの奥深さとその魅力にはまりそうな予感のある私です。買ってきたはちみつは、蜜蜂達に感謝しつつ大切に大切に味わいたいと思います。
さて、"ミルクティー+はちみつ"ですが、はちみつはお好きなものを使って下さい。私はミルクティーの紅茶を少し濃い目にだすのが好みです。泡立てたミルクに、はちみつをたらすとカフェ風になります。
私のなかでは、はちみつは秋の肌寒くなってきた今頃の季節にちょうどよく似合うイメージ。通常、その年のはちみつは春に収穫するそうですが、その後、製品化され、輸入物が店頭に並ぶのは秋からだそう。ということは、私の感覚もあながちハズレというわけではないようです。
皆さんも、秋、はちみつ色の季節を楽しんで下さい。
■ひつじ
祖母、父、母、姉、妹の六人家族。三姉妹の次女。愛犬の名はイチロー。今は地元を 離れて東京都内で姉と二人暮らし中。デパ地下は初心者マーク、これを機会にもっと 詳しくなりたいと思っている。私にとってデパ地下とは「好奇心がむくむく刺激され るところ」 。