特集/コラム
【コラム】2003-05-01
私のデパチカ使い分け術
2003/05/01
東京在住の私が、電車30分以内で行けて気軽に利用できるデパ地下は、およそ10軒。日本橋、銀座、新宿、渋谷など、複数のデパートのある所では「デパ地下のハシゴ」をすることも珍しくはありません。というのも、デパ地下によってそれぞれ微妙に得意分野が異なるからです。私の場合、その時々の目的によって、デパ地下を使い分けています。
例えば・・・「目上の方への贈り物」の場合、「東急東横のれん街」や「日本橋三越」を使います。東横のれん街は、名前もシブイですが、出店傾向もシブイです。お肉のはせ甚、フルーツの林屋、お茶の一保堂などの老舗が多く、和菓子やお惣菜など「和モノ」が充実しているのが特色です。心なしか、お客さんの年齢層もお高めです。「日本橋三越」は、デパートそのものが老舗の風格。デパ地下も安心の老舗ブランドが目白押し。こちらには、軽井沢の万平ホテルのジャムやハム類があります。東京ではなかなか手に入らないので、贈り物にも喜ばれます。
「お友達の家で持ち寄りのホームパーティ」の場合、「日本橋高島屋」「プランタン銀座」を使います。日本橋店にはフォションのデリカテッセンがあって、フレンチのフルコースが揃います。ニース風サラダやテリーヌ、パテ類は、さっとお皿に出すだけでも様になるので、ホストの方に重宝されます。プランタン銀座はデザート系も充実していますし、お惣菜類もOLさんを意識してか、お洒落な感じのものが多いですね。コッシュベルジェのフルーツやデリカは、他とちょっと違う個性があるので、パーティでは話題の的です。
「自宅にお客様を招く時」には、銀座のデパート巡り。三越、松屋、松坂屋と3店をハシゴしながら、お惣菜やワイン、チーズ、パンなど、それぞれのデパ地下の美味しいとこ取りできるのが便利です。松屋のメゾンカイザーでパン、三越でお惣菜とデザート、松坂屋のチーズのお店で珍しいチーズを数種類、ワインコーナーではソムリエの資格を持った店員の方と相談しながらワインを・・・といった感じで必要なものはたいてい揃います。
そして「日常的なお買い物」には、「玉川高島屋」「東急フードショー」をよく利用します。人ごみの苦手な私は、フードショーに長居できないのがツライ所ですが、輸入食品のお安いスーパー成城石井は外せません。中目黒のヨハンのチーズケーキや自由が丘のマコーズベーグル等も手に入るのでも嬉しいところ。玉川高島屋は家から一番近いデパ地下なので、スーパー代わりに利用しています。平日の午前中や午後の早い時間なら、比較的人が少ないので、ゆったり買い物ができます。京都の料亭「菊の井」は東京では玉川高島屋のみの出店だと思いますが、京風惣菜やお弁当など、一流料亭の味が気軽に楽しめます。
こんな風にして使い分けてみると、デパ地下にも立地条件やターゲットとするお客さんの年齢層などによって、色々特徴があって面白いですよね。私にとってのデパチカは、我が家の食生活だけでなく、友人知人とのおつき合いまでもサポートしてくれる、とっても心強い味方なのです。
■Pikake
母の代から親子2代のデパ地下ファン。子供の頃は新宿伊勢丹、現在は二子玉川高島屋や渋谷東急本店、フードショー、日本橋三越などを中心に最低週2回、多い時はほぼ日参しております。デパチカを隈なく探索し、美味しいお惣菜や限定のレアものを見つけることが、至上の喜び。好きなものは、ネコとハワイとデパ地下!
例えば・・・「目上の方への贈り物」の場合、「東急東横のれん街」や「日本橋三越」を使います。東横のれん街は、名前もシブイですが、出店傾向もシブイです。お肉のはせ甚、フルーツの林屋、お茶の一保堂などの老舗が多く、和菓子やお惣菜など「和モノ」が充実しているのが特色です。心なしか、お客さんの年齢層もお高めです。「日本橋三越」は、デパートそのものが老舗の風格。デパ地下も安心の老舗ブランドが目白押し。こちらには、軽井沢の万平ホテルのジャムやハム類があります。東京ではなかなか手に入らないので、贈り物にも喜ばれます。
「お友達の家で持ち寄りのホームパーティ」の場合、「日本橋高島屋」「プランタン銀座」を使います。日本橋店にはフォションのデリカテッセンがあって、フレンチのフルコースが揃います。ニース風サラダやテリーヌ、パテ類は、さっとお皿に出すだけでも様になるので、ホストの方に重宝されます。プランタン銀座はデザート系も充実していますし、お惣菜類もOLさんを意識してか、お洒落な感じのものが多いですね。コッシュベルジェのフルーツやデリカは、他とちょっと違う個性があるので、パーティでは話題の的です。
「自宅にお客様を招く時」には、銀座のデパート巡り。三越、松屋、松坂屋と3店をハシゴしながら、お惣菜やワイン、チーズ、パンなど、それぞれのデパ地下の美味しいとこ取りできるのが便利です。松屋のメゾンカイザーでパン、三越でお惣菜とデザート、松坂屋のチーズのお店で珍しいチーズを数種類、ワインコーナーではソムリエの資格を持った店員の方と相談しながらワインを・・・といった感じで必要なものはたいてい揃います。
そして「日常的なお買い物」には、「玉川高島屋」「東急フードショー」をよく利用します。人ごみの苦手な私は、フードショーに長居できないのがツライ所ですが、輸入食品のお安いスーパー成城石井は外せません。中目黒のヨハンのチーズケーキや自由が丘のマコーズベーグル等も手に入るのでも嬉しいところ。玉川高島屋は家から一番近いデパ地下なので、スーパー代わりに利用しています。平日の午前中や午後の早い時間なら、比較的人が少ないので、ゆったり買い物ができます。京都の料亭「菊の井」は東京では玉川高島屋のみの出店だと思いますが、京風惣菜やお弁当など、一流料亭の味が気軽に楽しめます。
こんな風にして使い分けてみると、デパ地下にも立地条件やターゲットとするお客さんの年齢層などによって、色々特徴があって面白いですよね。私にとってのデパチカは、我が家の食生活だけでなく、友人知人とのおつき合いまでもサポートしてくれる、とっても心強い味方なのです。
■Pikake
母の代から親子2代のデパ地下ファン。子供の頃は新宿伊勢丹、現在は二子玉川高島屋や渋谷東急本店、フードショー、日本橋三越などを中心に最低週2回、多い時はほぼ日参しております。デパチカを隈なく探索し、美味しいお惣菜や限定のレアものを見つけることが、至上の喜び。好きなものは、ネコとハワイとデパ地下!