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ベビーピンクのショップカラーが目立つ「ベビーモンシュシュ」店頭

　「堂島ロール」で知られる「パティシェリー モンシュシュ」の新コンセプトショップ「ベビーモンシュシュ」が6月17日（水）、大丸東京店1階の和洋菓子売り場にオープンした。店舗はJR側正面玄関を入ってすぐの場所で、店舗面積は約8.7平方メートル。

　同店は「サプライズ＆スマイル」をコンセプトに、「堂島ロール」の味とクオリティーを保ちながら、「ロールケーキの新たな可能性を追求してみたい」と、さまざまなロールケーキを展開する専門店。

　「大丸東京店の利用客は（出張客や旅行客が多く）、商品を購入する時間が短いのが特徴」と大丸東京店菓子担当の宗森耕二バイヤー。「スイーツの中で人気も高く、持ち運びに便利なロールケーキに特化した専門店を作りたい」と、「パティシェリー モンシュシュ」金美花社長に話を持ちかけ、「認知度・人気度の高い『堂島ロール』を軸にした新コンセプトショップが、東京で実現した」。さらに、同バイヤーは「金社長と方向性や着地点が一致していたため、出店に関する事柄が短時間で決まっていった」と振り返る。

　「自由な発想でロールケーキのバリエーションを東京駅から発信」することの意味を込め、店舗ロゴには、つぼみの花と「大空に羽ばたく羽のように」と羽をあしらい、さらに右下に「from Tokyo」を添えた。ショップのテーマカラーは、「かわいらしさ」「愛らしさ」を連想させるベビーピンクを起用。

　店頭に並ぶのは「堂島ロール」をベースに、ストライプ柄の「ミファ」やドット柄の「チュナ」（いずれも長さ17センチ＝1,780円）をはじめ、スポンジ生地やクリームにフルーツ、チョコレート、抹茶などを取り入れた「1本ロール」4種類、フルーツなどをトッピングして華やかさを加えた「デコレーションロール」1種類。

　さまざまなフルーツにチョコレートの羽、生クリームなどでデコレーションしたカットロールは、品名に女性の名前を取り入れ、「ティアラ」（480円）のほか、「エミリー」「ナンシー」「ミドリ」（以上420円）など13種類を用意する。

　そのほか、「幸福（しあわせ）の輪（リング）」と呼ぶバームクーヘンはSサイズ（三段高さ約7センチ）とLサイズ（六段高さ約14センチ）の2タイプ、フルーツやチョコレート、抹茶風味のハート型フィナンシェ4種類、コンフィチュール3種類、紅茶3種類も取りそろえる。

　同店ではテークアウトに最適な、ショップカラーのベビーピンクにロゴ入りの保冷バックも用意。Lサイズ＝550円（横38×高さ36×マチ25.5センチ）、Mサイズ＝450円（横38×高さ23×マチ14.5センチ）。なお7月末ごろにはSサイズ＝300円（横25×高さ17×マチ18センチ）を発売する予定。

　1日の売り上げは、70万円台を目指す。

大丸東京店ベビーモンシュシュ