ヘッドラインニュース
シーキューブで春夏の新作−イタリアのご当地ビスコッティ登場
(2009年04月10日)
イタリア菓子ブランド「シーキューブ」は4月1日(水)より、春夏の新作として「Dolce Viaggio(ドルチェ・ビアッジョ)〜ビスコッティを巡る旅」の販売を全19店舗で開始した。
「遊び心を忘れないイタリアの粋」をブランドコンセプトとする同ブランドでは、これまでも伝統菓子に着目した商品を数々打ち出してきたが、今回はイタリア各地に古くから伝わる伝統の焼菓子に注目。「イタリアの各地方に伝わるビスコッティを巡る旅」をコンセプトに、各地の文化や産物を反映させた素朴で伝統的なビスコッティを8種類詰め合わせた。ビスコッティとは、イタリア語でビスケットやクッキーの総称。
同ブランドPR担当者は「開発担当シェフがイタリア各地のビスコッティを食べて回った中から、特徴があるものや個性的なもの8種類を選び、現地の味を再現した」と振り返る。開発担当シェフは日本人好みのビスコッティの固さや、ヘーゼルナッツよりもなじみのあるアーモンドの配合を増やすなど工夫したことに「『シーキューブ』のオリジナリティーを追求しながらも、イタリアのオリジナルのイメージから離れすぎないよう心がけた」と話す。
価格は1箱8種類入り、3,150円。
8種類のビスコッティは、以下の通り。
○テーゴレ(ヴァッレ・ダオスタ州アオスタ)=「瓦」という名の薄焼きビスコッティを基に、アーモンドとシチリア産ヘーゼルナッツを粗挽きし焼き上げた焼菓子。
○サヴォイアルディ(ピエモンテ州トリノ)=最後の王家、サヴォイア家で好まれたビスコッティを基に、サックリ軽い口当たりが特徴の焼菓子で、アスティ・スプマンテ(発泡ワイン)に合う。
○クルミリ(ピエモンテ州カザーレ・モンフェラート)=イタリア国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の口ひげを模したへの字型のビスコッティを基に、バターとバニラが香るサクッと香ばしい焼菓子。生クリームやカスタードのような「ザバイオーネ」を付けて食べるのがイタリア風。
○カネストレッリ(リグーリア州ジェノヴァ)=「小かご」という名前のジェノヴァのビスコッティを基に、バターが香るサクサクした花の形の生地にバニラシュガーをかけた焼菓子。
○カントゥッチーニ(トスカーナ州プラート)=日本でもなじみのあるビスコッティ。2度焼きのしっかりした食感と、たっぷりのアーモンドが特徴の焼菓子。ヴィン・サント(甘口ワイン)やエスプレッソに浸して。
○タラッリ(カンパーニャ州ナポリ)=南イタリアの伝統的なスナックを基に、アーモンドと黒コショウが効いたほんのり塩味のねじり輪に仕上げた焼菓子。アペリティーヴォ(食前酒)や朝食、おやつに。
○ズブリソローナ(ロンバルディア州マントヴァ)=マントヴァの、「ボロボロする」という語が元になったビスコッティ。アーモンドの香ばしさが特徴の、そぼろ状の食感の焼菓子。
○ザレーティ(ヴェネト州ヴェネツィア)=ヴェネツィア方言の「黄色い小粒」という語に由来するビスコッティを基に、卵黄とトウモロコシの粉を使い、風味にラムレーズンとバニラを加えた、ざっくりした食感の焼菓子。
シーキューブ
アーカイブ
阪神梅田本店で「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−「特製ふたつ星弁当」など250種 阪神梅田本店8階催事場で1月24日(火)、名物催事「阪神の有名駅弁…
松屋銀座「バレンタインワールド」に全81ブランド−日本人ショコラティエ&国産素材に注力 松屋銀座でバレンタイン商戦が始まっている。8階イベントスクエアぁ
トルコ発「ナーディル・ギュル」「ディヴァン」、松屋銀座にアジア初の常設店 松屋銀座・地下1階洋菓子売り場に11月11日(金)、トルコ・イスタァ
松屋銀座デパ地下に冷凍食品コーナー「ギンザフローズングルメ」新登場 松屋銀座地下2階生鮮売り場の一角に8月31日(水)、冷凍食品コーナ…
横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミ…