ヘッドラインニュース
生キャラメルを生地でサンドする「アンビキャラムス」−阪神百貨店に1号店
(2009年03月23日)
阪神百貨店の地下1階洋菓子売場に3月11日(水)、生キャラメル専門店「アンビキャラムス」全国1号店がオープンし、話題を集めている。
同店は、「『なめる』キャラメルではなく、『食べる』キャラメル」をコンセプトに、こだわり素材で作る20〜25種類の生キャラメルと5種類のサンド生地から好みを選び、生キャラメルをサンド生地で挟むというユニークな食べ方が特徴のスイーツブランド。生キャラメルのとろけるようになめらかな口当たりと、サクッとしたサンド生地の食感と風味が楽しめる、新しいスタイルのキャラメルを提供する。
「初日はチラシのみの告知にもかかわらず、開店5分後には30人もの行列ができ、2日目は前日(夕方)の報道番組の影響もあり、開店と同時に50人以上の行列が一日中続いた」と同百貨店広報担当の竹下諭さん。中には「1人で50個も求めた購入客もいた」という。
同店を手がけるのは、菓子メーカーのアンビ(大阪市)。テレビ番組「TVチャンピオン」の職人選手権でチャンピオンに輝き、世界パティスリー実行委員会大会特別協力委員などの経歴も持つ宮本雅巳シェフの「顧客に喜ばれる菓子を作りたい」という思いに賛同し、コラボレーションが決まった。阪神百貨店洋菓子売場の新子大輔バイヤーとともに話題の「生キャラメル」に着目し、「今までになかった生キャラメルを作り上げたい」と出店を計画。チョコレート専門店を越える高級感と、既存の生キャラメルとは異なった新しい食べ方を提案することで差別化を図り、同店誕生が実現した。
店舗やパッケージのデザインを手がけるのは、日本だけでなく海外でも活躍するデザイナー・森田恭通さん。キャラメルカラーのブラウンを基調に赤と金色でまとめ、上品で高級なイメージに仕上げた。
商品アイテムは、生キャラメルには、バニラやショコラ、塩など5種類の「プレーン」系をはじめ、パッション、フランボワーズ、オレンジなど7種類の「フルーツ」系、黒ゴマ、ミント、わさびなど6種類の「エビス」系、アマンド、ピスタチオの「ナッツ」系の4タイプ。サンド生地には、パイ、クッキー、ラングドシャ、ウエハース、チョコレートウエハースの5種類。価格は、生キャラメル6個×サンド生地12枚入り=1,575円。
現在の人気はバニラだが、イチゴ(=栃木産とちおとめ)やレモン(=瀬戸内レモン)、オレンジ(宮崎県産日向夏)がセットになった「フルーツセレクション」(1,575円)は初日に完売し、わさび(=島根産わさび)やジンジャー(=高知産ショウガ)、こしょう(=オーガニック黒こしょう)の「スパイシーセレクション」(1,575円)も好評だったという。
地下1階の北側出入り口に店舗を構えている同店は、4月1日(水)より同階別の場所へ本格的に出店し、今後はキャラメルプリンやキャラメルジェラートなどの商品開発も行っていくという。
「アンビキャラムス」のシェフパティシエ、宮本雅巳さん(関連画像)アンビキャラムス
アーカイブ
阪神梅田本店で「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−「特製ふたつ星弁当」など250種 阪神梅田本店8階催事場で1月24日(火)、名物催事「阪神の有名駅弁…
松屋銀座「バレンタインワールド」に全81ブランド−日本人ショコラティエ&国産素材に注力 松屋銀座でバレンタイン商戦が始まっている。8階イベントスクエアぁ
トルコ発「ナーディル・ギュル」「ディヴァン」、松屋銀座にアジア初の常設店 松屋銀座・地下1階洋菓子売り場に11月11日(金)、トルコ・イスタァ
松屋銀座デパ地下に冷凍食品コーナー「ギンザフローズングルメ」新登場 松屋銀座地下2階生鮮売り場の一角に8月31日(水)、冷凍食品コーナ…
横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミ…