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「ロリオリ365 by アニバーサリー」のイチゴ味の「いちごのティラミス」（手前）と、定番の「ティラミス」

　「ティラミス」――バブル絶頂期の1990年頃スイーツブームの先駆けとして登場し、爆発的に流行したイタリア発のスイーツ。現在は定番化してしまったが、大丸東京店は1月7日（水）より、昔流行ったスイーツをリメークし「懐かしのヒットスイーツ大集合」と題して1階スイーツフロアで販売する。

　景気が冷え込む中、「昔回帰」から企画した同イベントは、同日より1階スイーツフロアと地下1階食品フロアで開催する「冬の食品祭」の一環として打ち出す目玉企画。「懐かしいのに新しい」をテーマに、1980年代終わりから1990年代初めにかけて一世を風靡（ふうび）した話題のスイーツを集め展開するもので、当時社会現象を引き起こした「ティラミス」をはじめ、「パンナコッタ」「いちご大福」に焦点を当て、同フロアに出店する和洋菓子店15店舗の協力によりリメークし大丸だけの限定品を取りそろえる。

　「ティラミス」には、カップケーキで人気の「ロリオリ365 by アニバーサリー」が、クリーミーな定番タイプ「ティラミス」（1個420円）とイチゴを使った「いちごのティラミス」（1個420円）を販売するほか、「マイスターユーハイム」はティラミスを話題のスコップケーキに仕上げた「レッフェルン ティラミス」（1個1,575円）を、「ずんだ茶寮」はプリンとティラミスを求肥で包んだ「ずんだスイーツ大福ティラミス」（1個315円）を、それぞれ販売。ほかにも、「銀座マキシム・ド・パリ」「ヴィタメール」「船橋屋」などが大丸限定の「ティラミス」を販売する。

　「ティラミス」に続くイタリア発祥のスイーツとして1994年頃に流行した、なめらかな食感が特徴の「パンナコッタ」には、「アンテノール」がアールグレイとバニラの香りのパンナコッタにプルーンとオレンジをトッピングした「アールグレイのパンナコッタ」（1個504円）を販売。

　1985年に登場し、現在は定番スイーツとなった「いちご大福」には、「築地ちとせ」がミルク餡とイチゴ丸ごとを入れ雪だるま形に仕上げた「雪だるま」（1個315円）を販売するほか、「花園万頭」は毎朝突きたての餅を使った「いちご大福」（1個273円）を販売する。

　期間は同27日（火）まで。

ティラミスと和菓子を組み合わせた大丸限定スイーツ（関連画像）大丸東京店