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さつまあげ有村屋、ギフトに「感謝の言葉」入り新パッケージ導入
(2008年11月21日)
鹿児島でさつまあげを製造・販売する「有村屋」は12月上旬より、歳暮贈答用商品を新パッケージで販売を始める。
1912年創業の同社は、新鮮な魚肉を原料とし鹿児島県産の地酒を入れ、独特の製法によって菜種油で揚げた鹿児島郷土の味「さつまあげ」を提供する老舗。
店頭では、エソ、タラ、イトヨリダイなどを使った棒状のプレーンな「特上棒天」をはじめ、野菜を薄切りにして入れた「にんじん天」「ごぼう天」、ヒジキや野菜が入った「五目揚げ」、かまぼこ風梅型のさつまあげ「梅おはら(黄)」、「梅おはら」の紅白と黄色の3色が入った人気の「篤姫シリーズ」、各種詰め合わせなどを展開する。
現在、百貨店では地元の山形屋をはじめ、池袋東武、銀座松坂屋、上野松坂屋、宮崎山形屋に出店し、「鹿児島県特産品」として自家用だけでなく、手みやげ、贈答用としても親しまれている。
同社では今年7月、短歌・俳句・川柳による「感謝の言葉コンクール」を開催。全国から2,556点の応募があり、コピーライターの眞木準さんと同社有村興一社長による審査の結果、静岡県の主婦、鈴木玲子さんによる「ありがとう 五文字の中に 無限大」が大賞作品として選ばれた。
同社では、大賞受賞作品を書道家の志賀かつ子さんの書でデザインし、イラストレーターの上田みゆきさんによる温かい家族のイラストを添え、新パッケージを開発。さつまあげの詰め合わせ「産地直送ギフト」(3,350円)をはじめとする歳暮贈答用商品に採用する。
「ありがとう」を起用した作品が数多く寄せられた中、「感謝というテーマ性」「さつまあげは有村屋の贈答という目的性」「詩作として何らかの感動を生む技術と完成度」という3つの基準を設けた同社では、鈴木さんの作品を選んだ理由について「傑作。(3つの基準を)いずれもクリアしている。特にあたかも箱の中に言葉が詰まった感じが、「さつまあげ」の贈答イメージと結びつく」とした。
今回の販売開始に先立ち、10月下旬に一足早く東武百貨店池袋店と銀座松坂屋でお披露目した新パッケージについて顧客からは「感謝を込めて両親に送りたい」「12月の販売開始が楽しみ」などの声が上がり、好評だったという。
新パッケージを導入する歳暮用ギフト商品「産地直送ギフト」(関連画像)有村屋感謝の言葉コンクール 入選作品
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