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ゲストパティシエ、辻口博啓シェフ

　大丸東京店は10月30日（木）、カード会員向けの限定イベント「パティシエと楽しむ〜2008 クリスマスケーキ試食会」を11階「お得意様サロン」で開き、人気パティシエをゲストに招きトークショーと試食会を行った。

　「大丸東京新店開店1周年記念」の一環で行われた同イベントには、申し込み先着順で25組50人の会員が参加した。

　ゲストパティシエとして登場したのは、フランス「クープ・ド・モンド」など世界大会で優勝経験を持ち、現在「モンサンクレール」をはじめ、業態の異なる10店舗を展開する辻口博啓さん。参加者たちはソファに着席し、トークを楽しみながら、辻口シェフが手がけた3種類の「大丸のクリスマスケーキ」に舌鼓を打った。

　試食用で提供されたケーキは、ショコラブランとイチゴ・フランボワーズムースを組み合わせた「モンサンクレール」の「ブランシェリエ」のアレンジ版と、加賀棒茶のムースにきんかんのコンフィチュールがアクセントになった「ノエルほうじブランシュ」、パリの高級はちみつ専門店とコラボレーションしたネット限定展開品「マリアージュ ドゥ ファリーヌ＆レザベイユ」の「ノエル レザベイユ」の3種類。

　クリスマスケーキの特徴や思いなどを語った辻口さんは「死ぬ前に食べるとしたらどんなお菓子」という参加者の質問に、「28歳の時、日本代表として『クープ・ド・モンド』で戦ったときに創った『セ・ラ・ヴィ』というスイーツ。思い出が詰まった『自分の原点』のスイーツ」と答えながら、時折向けられるカメラに笑顔で応えるなど、フレンドリーな一面を見せた。

　同店では、店頭と電話、サイトでクリスマスケーキの予約を受け付けている。

試食用として出された辻口博啓シェフによる3種類のケーキ（関連画像）2008年百貨店クリスマスケーキ情報（関連記事）大丸東京店