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甘さを控え、カカオの香りと味わいがしっかり感じられる本店でも人気の「パリマッチ」

　高円寺の洋菓子店「La Reine（ラ　レーヌ）」が10月9日（木）より、東武百貨店池袋店のプラザ館地下1階特設会場に期間限定で出店している。

　同店は、市ヶ谷に本店を構える洋菓子店「シェ・シーマ」でシェフパティシエを務めた本間淳さんが、昨年10月にオープンさせた洋菓子店。店名はフランス語で「女王」「王妃」を意味し、洋菓子界の女王を目指したいということから命名したという。

　フランス、ベルギーの修業経験を生かした豊富なレパートリーで、子どもから大人にまで「愛されるスイーツ」を目指すという本間シェフが手がける菓子は、一つひとつの素材にこだわり、素材の味を生かしたやさしい味わいが特徴。本店ではロールケーキを中心に生ケーキや焼菓子などを販売している。

　今回展開するのは、生ケーキを中心とした15種類。米粉を使ってカステラ風に焼き上げた生地に生クリームを巻き込んだ、ふわっととろけるような食感のロールケーキ「王妃のロール」（長さ約16センチ＝1,050円）や、新鮮な卵と牛乳を使って昔ながらのしっかりとした食感の特製プリン「王妃のプリン」（1個251円）など、本間シェフのスペシャリテが登場する。

　ほかにも、カカオ分70％の濃厚でしっかりした食感のショコラムースにヘーゼルナッツのクリームを忍ばせ、プチマカロンをデコレーションした「パリマッチ」（1個441円、各日限定50点）や、熊本県産の和栗を使い、タルト生地に甘さを抑えた生クリームとマロンクリームを絞り上げた秋の新作「和栗のモンブラン」（1個481円、各日限定50点）なども販売し、カットケーキも用意する。

　同店の出店について、東武百貨店池袋店広報担当の小川愼哉さんは「池袋エリアでの出店は初めてだが、菓子作りのコンセプトが自家需要の高い東武の客層にぴったり」と話す。「今年のクリスマスケーキには、『ラ　レーヌ』の東武オリジナル商品が登場する予定なので、その前に定番や季節限定商品でお披露目したかった」とも。

　期間は同19日（日）まで。

「ラ レーヌ」の秋の新作ケーキ「和栗のモンブラン」（関連画像）東武百貨店池袋店La Reine（ラ レーヌ）