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しっとりした生地にメープルシロップ風味と、レモン風味の2種類のロールケーキ

　東京・東向島に本店を構える洋菓子店「パティスリー ジョコンド」が9月17日（水）より、大丸東京店1階「ウィークリー・セレクトスウィーツ」コーナーに期間限定出店した。

　絵画「モナリザの微笑み」のモデルのジョコンド夫人と、ケーキ作りの基本となる「ジョコンド生地」（アーモンド風味の生地）をかけて名づけられた同パティスリーの松田光弘シェフは、湯島にあるフレンチレストラン「ビストロ・タントマリー」のケーキショップ「アトリエ・タントマリー」でシェフパティシエを務めた経歴の持ち主。タントマリー時代には、濃厚な味わいが特徴の「カマンベールチーズケーキ」を生み出し話題になるなど、同シェフが手がけてきたスイーツには素材を生かす工夫が施されファンも多い。

　「良質な旬の素材を生かした、五感で感じるケーキ作り」をモットーにできるだけ自家製にこだわる同シェフが目指すのは、「香り」「味わい」といった素材の持つフレッシュ感を生かした「みんなが笑顔になれる」ケーキ作りだという。

　今回期間限定で提供するのは、ほんのりやさしい甘さのメープルシロップと、さわやかなレモンのそれぞれの香りを大切にした「ロールケーキ」（各1本945円）をはじめ、フランボワーズやピスターシュ、カフェ、アプリコット、キャラメルノア、アールグレイ、バイオレット、ショコラと8種類の味わいが楽しめる「マカロン」（1個147円、バラ売りあり）、濃厚な味わいの厳選牛乳を使った「特濃牛乳プリン」（1個315円）、なめらかな口当たりの洋ナシ、シナモン、紅茶と3種類の味わいが楽しめる「パンナコッタ」（各1個315円）。

　大丸東京店菓子担当の宗森耕二バイヤーは、今回の商品ラインアップについて「東京駅にある大丸東京店としては『おみやげにできるもの』、近隣に勤務されている方々が気軽に求められるような『値ごろ感のあるもの』を中心に商品をセレクトした」と話す。

　期間は同23日（火・祝）まで。

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