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ロゴの「牛」や「ハーブ」は、「ルー」作りに使う素材の数々を表す

　恵比寿三越の地下2階フードガーデンに5月29日（木）、カレーやシチューなどの煮込み料理を提供するルー専門店「Tokyo Roux（トーキョールー）」がオープンする。

　同店を手がけるのは、ビアホールを中心に、和・洋・中各業態の店舗を全国に約120店舗展開するニュートーキョー。「トーキョールー」は昨年6月に同社の子会社となり、新分野として「女性が1人で気軽に利用できる店舗」（同社）を目指し、「3年後には50店舗規模まで拡充する」（同社）という。恵比寿三越への出店は7店舗目。

　出店場所は「アール・エフ・ワン」「キッチン敷嶋亭」の隣。テークアウトはもちろん、店内にはカウンタータイプのイートイン8席を設け、こだわりルーとご飯を一緒に楽しむことができる。

　同店のルーは、スパイスをシード（種）のまま使うことでパウダーでは出せない「香り」にこだわり、10数種類のスパイスを組み合わせたオリジナルのスパイスブレンドを作るなど、化学調味料、保存料を使わず素材を生かし、その変化や組み合わせから味を作り上げているのが特徴。またルーに欠かせないとろみは、小麦粉を極力使わず野菜と果物で付けるなどヘルシーで栄養豊富に仕上げ、おいしくて安全なルーを提供するという。

　メニューは、スパイスで下味を付けた皮なし鶏もも肉を使ってやわらかく＆香ばしく仕上げ、リンゴやデーツ（ナツメヤシ）を使ってフルーティーに仕上げた「トーキョーカレー」のほか、クミンや黒コショウ、赤唐辛子、ガーリック、シナモン、マスタードなど16種類のスパイスで仕上げた超辛口カレー「スパイシーチキンカレー」、漁師の手料理というイメージでイカやホタテ、小エビなどシーフードのうま味がとけ込んだカレー「カレードポアソン」、じっくりいためた玉ねぎと、ニンジンやトマト、赤ワインを使った濃厚ルーに、牛肉、玉ねぎ、マッシュルーム、仕上げの生クリームを加えたコクのある煮込み料理「ビーフストロガノフ」など。価格はすべて851円。

　店頭では定番メニューも含めた5種類のルーを用意し、利用客が飽きないよう季節や週ごとにメニューを変える。ご飯は「ターメリックライス」と「五穀ごはん」を週替わりで提供するほか、ルーのかけ方も1種類の「シングル」と、2種類の「ハーフ＆ハーフ」（シングルと価格は同額）を用意。

　オープン当日から4日間は、カレーメニューをすべて200円引きの特別価格で提供する予定。

恵比寿三越Tokyo Roux（トーキョールー）