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レ・コントワール・デ・サンマロ「海藻入ソルト」は、魚料理だけでなく、炊きたてのご飯や温野菜、生野菜に最後のひと味として加えるのもおすすめだという

　伊勢丹新宿店は5月12日（月）より、「グローバル・グリーン」キャンペーンの一環として、海産物や海の恵を使った限定商品を企画し、本館地下1階食料品売場で販売を開始した。

　同キャンペーンは、環境に配慮した商品展開への取り組みとして「自然の恵みへの感謝」をテーマに2005年5月より断続的に実施。今回は、同14日から3週間の予定で全館をあげて開催する。同店食料品売場では「ナチュラル・マリン（＝海への感謝）」テーマに、「海の豊かさ」をアピールする商品や「海の豊かさを守ろう」という意識を高める商品を多数展開している。

　海の豊かさをアピールする商品には、「海の野菜」「海の結晶」「海の酒」の3つのキーワードに沿ったこだわり商品に注目。

　海の野菜では「海藻」に着目。「アンデルセン」のイタリア産小麦を使った生地に、千葉県産の青のりが混ざった海のり「こんとび」を混ぜ込んだ揚げパン「ゼッポリーネ」（5個＝315円）をはじめ、「be」のフランス産小麦の生地に生のり、赤・青とさか、パルメジャーノレジャーノを入れ、わさびを利かせた「フガセット『海藻』」（1個399円）などを販売。ほかにも「ガリバルディ」の海藻サラダや、国産種にこだわったヒジキやワカメなどの乾物、老舗ののり、日本のだしの本質「うまみ」を引き出す食材として昆布、粉だしやぎょしょう（魚醤）などの調味料も取りそろえ展開する。

　海の結晶では「塩」に着目し、注目の「塩スイーツ」を取り上げる。「アンリ・ルルー」は、塩スーツブームの火付け役となった「C.B.S.キャラメル」をガトーに取り入れた新作「ガトーC.B.S.」（683円、各日限定20点）を販売するほか、「円果天」のブルターニュ地方ゲランド塩を使ったナッツ入り塩キャラメルの月餅（げっぺい）「月餅 塩キャラメル」（1個263円）などを販売。

　ほかにも「ブラ ド エピスリー」では、「レ・コントワール・デ・サンマロ」のフランス・ゲランド産の塩にブルターニュ地方の港町サンマロでとれたわかめを入れた「海藻入ソルト」（160グラム入＝1,890円）や、同じくブルターニュの海藻を使った「メゾン・ド・ブリクール」の海藻スパイス「ジャルダン マラン」（100グラム＝1,995円）など、さまざまな地域の特徴的な海塩を取りそろえる。

　海の酒では「ワイン＆シングルモルト」に着目。周囲を海に囲まれたイタリア・シチリア島からは、シチリア最古来のぶどうのひとつダマスキーノなどを使った「デュカ・ディ・カステルモンテ」の「トライマリ」（白／750ミリリットル＝1,785円、限定60点）など、白ワインやスパークリングワインを販売。また同じく海に囲まれたスコットランド・アイラ島からは、「アードベッグ蒸留所」の「アードベッグ10年」（700ミリリットル＝6,825円）など、島内で造られたえりすぐりのシングルモルトを取りそろえる。

　「海の豊かさを守ろう」という意識を高める商品では生鮮品に注目。フレッシュ マーケットでは、エコ漁法として注目される「定置網漁業」で水揚げされたばかりの日本近海の新鮮な旬の魚を取り扱い、マダイやアマダイ、アカムツなど「漁港直送朝取り鮮魚」（各100グラム＝各1,000円）や、小田原・相模湾近海の小鯛やイワシ、アジなど3〜4種類の小さな魚を詰め合わせた「旬の小魚セット」（1セット2,100円）を販売。

　「UOSEI」では、水産資源の回復や世界の海洋生態系保護を目的とし乱獲防止を訴えるMSC（海洋管理協議会）マークが付いた「アラスカ産 紅鮭スモークサーモン MSCマーク付」（100グラム＝1,260円）を販売する。

　マグロ専門店「築地米彦」は、5月に旬を迎える日本近海の天然本マグロの、部位別刺身（赤身／100グラム＝2,100円、中トロ／100グラム＝3,500円、大トロ／100グラム＝5,250円）を冷凍せず新鮮なまま販売するほか、希少部位としてカマやほほ、目玉も数量限定で取りそろえる。

　「旨の膳」「デリ エ ブーランジュリー」では、築地市場の仲卸「鈴富」の背トロや背ハガシトロ、腹トロ、カマトロ、すなずり、赤身などの「部位別握り詰合せ」（6カン入＝4,200円）や、「タステッツ」はイワシを使ったスペインのピッツァ「イワシのコカ」（長さ約22センチ＝378円）など、各店舗から旬の鮮魚を使ったオリジナルメニューを提供する。

　期間は6月3日（火）まで。

伊勢丹新宿本店