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「ヴィンテージワインフェア」では1万円台のワインに評判が集り、すでに完売したワインもあるという。

　プランタン銀座は創業25周年を記念し、3月20日（木・祝）より「ヴィンテージワインフェア」を本館地下2階ワイン＆リカーで開催している。

　同フェアでは、フランスのボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ地区の1990年代、2000年代の飲み頃ワインや、1980年代のオールドビンテージ、当たり年のグレートビンテージワインなど約100種類を取りそろえ販売する。期間は同31日（月）まで。

　売り場では、日本ソムリエ協会のワインアドバイザー資格を持つ同店ワイン＆リカー担当スーパーバイザー・石塚尚俊さんをはじめ、若手からベテランまでワイン担当者がそれぞれ独自の視点で選んだ一押しワインとその見分け方をアドバイスする。

　ほかにも、同店創業の年の1983年から2007年までそれぞれの年につくられたワインを集め、ワインをその年ごとのトピックスとともに紹介する「ヴィンテージワインヒストリー」コーナーも設けた。熟成して角が取れ、やわらかい口当たりときれいな酸味が特徴の’83年「シャトー・フォール・ド・ヴォーバン」（赤／750ミリリットル＝5,775円）をはじめ、トスカーナワインで近年最高といわれている04年「レ・ベルゴルトルテ」（赤／750ミリリットル＝12,600円）など、同店ならではのセレクトワインに注目。

　同店は、1983年8月に開業。翌84年4月にはフランス・パリの百貨店「プランタン」の提携店として銀座・外堀通り沿いに本館、銀座マロニエ通りを挟んで別館（創業当初はメゾン館、現在はモード館）を開店、トレンド感のあるファッションを中心に雑貨、フードを提供。

　フードでは独自のマーチャンダイジング（MD）を展開、「ナタ・デ・ココ」「カヌレ」「クイニーアマン」「エッグタルト」「キャラメルデザート」などで話題を集めてきた。シーズンごとにオリジナルスイーツを仕掛けるなど、「プラ地下」の愛称で銀座界隈のOLを中心に支持を得ている。昨年9月には全面改装行い、「ライトスイーツ」を中心にワインなど新たなMDで親しまれている。

　25周年企画では、「25ans:femmes pétillantes,brillez d’avantage！（25歳 輝く女性たち！もっともっと輝いて！）」と称して「働く女性」「25（歳）」を切り口に、今年末まで全館挙げて限定品やフェアなどを展開する予定。

プランタン銀座