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こだわりの餡と生地で伊勢丹限定「御笠山」−文明堂新宿店
(2007年03月22日)
伊勢丹新宿店本館地下1階の和菓子・銘茶売り場が2月にリフレッシュオープンし、「文明堂新宿店」が手がける伊勢丹限定ブランド「御笠山文明堂」が登場した。
同社は、それまでポピュラーだった「どら焼き」を、古今和歌集にある阿倍仲麻呂の歌から「三笠山」として昭和初期より販売してきたが、同社の先人は、歌の中に登場する奈良の三笠山への思いも込め、「将来最高品質の三笠山ができたとき」にと「御笠山(みかさやま)」の名をを用意していたという。そこで、同社は「三笠山」とは異なり、厳選された素材をふんだんに使ったこだわりの餡と生地で新たな商品を完成させ、長年大切にしてきた名称「御笠山」と命名、ブランド名に冠した。パッケージや包装紙、手提げ袋は「御笠山」の焼き色をイメージし茶色で統一、書体には「てん書体」を使った。
コンセプトは「餡を食す」。「厳選した国産豆にこだわり、豆の風味を損なわず、また餡を生地で挟んだときより一層餡の風味を引き出すよう工夫を施した生地にすること」をテーマに開発。餡づくりだけでなく、それぞれの餡に合わせ生地も作り上げているのが特徴。店頭には、商品に熟知した販売スタッフを配置し、分かりやすく丁寧な説明を心がけるという。
展開する商品は、最良の北海道産小豆を使って豆本来のおいしさを引き出しながらじっくりと炊きあげた餡に、くせがなくやわらかでもっちりしっとりした食感の生地で挟んだ、「御笠山」を代表する「北海小豆」(189円)をはじめ、北海大手亡豆を粒餡にし、黒ごまが入った生地で挟んだ「胡麻手亡」(210円)、高級煮豆などに使われる大正金時豆をふっくらと炊きあげた餡に、ルテイン卵と和三盆糖を使ってしっとりと焼き上げた生地で挟んだ「大正金時」(242円)、徳島産鳴門金時を皮ごと使って隠し味にバターを入れた餡に、紫芋を使った生地で挟んだ「鳴門金時」(263円)に、年12回の季節を表現した商品(3月=よもぎを使った餡、4月=桜を使った餡)を加え5種類。
同ブランド開発スタッフは「やわらかな食感の生地に包まれた餡、餡の豆の風味を十分味わってほしい」という思いから、砂糖の糖度を抑えたため、日持ちは短いが「職人の手焼きが生み出すこだわりの生の『御笠山』を召し上がってほしい」と話している。
伊勢丹新宿店文明堂新宿店
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