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　プランタン銀座は2月23日（金）、一部店舗を残し、本館地下1階フーズフロアの営業を同28日で一旦終了し、改装工事を始めることを発表した。

　改装は、本館のファッションフロアと「プラ地下」の愛称で親しまれているフーズフロアを中心に、モード館（別館）まで全11フロアを対象とした全面改装の一環で、環境整備やマーチャンダイジング（MD）の再構築を含めた大規模改装は、同店が開店した1984年以来最大のもの。3月1日から順次改装工事に入るが、「ワイン＆リカー」「ブランチハウス」のほか、洋菓子ブランドの「アールハート」「ガトー・ド・ボワイヤージュ」、コーン型ピザ専門店「コーノピッツァ」などは同階内で移転し、売場面積を縮小しながらも営業は継続する。なお、これらの店舗の営業期間は工事日程により異なるという。

　リニューアル後は「プラ地下のプチサイズマーケット化計画」を新コンセプトに、個性的なスイーツやグロサリー、ワイン、ベーカリーなどの「厳選された」（同店）商品群をそろえ、自主編集売場と各ブランドショップで構成した「コンパクトながら、マルシェ（市場）の賑わいを感じられる遊び心あるスペース」（同店）へと変身する。具体的な内容については今後明らかにしていくという。

　同社によると、今回の全面リニューアルの投資額は全体で約20億円。「プラ地下」を含め、全体のリニューアルオープンは今年9月を予定している。

プランタン銀座銀座経済新聞−プランタン銀座リニューアル記事