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お菓子で作ったヴェルサイユ宮殿

　松屋銀座は9月13日（水）より、「今田美奈子 華麗なる世界展〜お菓子と食卓のファンタジー」を8階大催場で開催する。

　今田美奈子さんは、ヨーロッパ各国で伝統菓子やシュガーデコレーションを学び、フランス「サン・バキュス美食協会」より美食大使の称号ほか多くの賞を受賞。現在、東京・田園調布でサロンを主宰するほか、執筆、講演、展覧会などを通じてお菓子作りだけでなく、ヨーロッパの食卓芸術を伝える洋菓子研究家。

　同展は、「今田美奈子食卓芸術サロン」の30周年を記念するもので、今田さんがお菓子と出会ったきっかけとなった、マリー・アントワネット王妃が愛した「クグロフ」の展示をプロローグとし、第1部「ヨーロッパ伝統のお菓子」、第2部「歴史物語の中へ」、第3部「暮らしを彩るお菓子と食卓」で会場を構成する。会場には、ルイ16世とアントワネットの結婚披露宴での食卓や新しいウエディングパーティーや誕生日などのテーブルセッティングをはじめ、200分の1に作られた精巧なお菓子のヴェルサイユ宮殿、ヘンデルとグレーテルのお菓子の家などのシュガーデコレーションや伝統的な焼き菓子など約150点を展示する。

　また、同展では秋篠宮紀子様ご出産を祝うシュガーデコレーションケーキも登場する。今田さんが紀子妃殿下とご交流があることから展示となったという。

　会場ではカフェも特設。自由が丘「モンサンクレール」、北沢「ル・ポミエ」、日野「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」、上大岡「ブルーヘブン」が出店し、各店から人気スイーツとドリンクをセットで販売する。同25日（月）まで。

松屋銀座今田美奈子食卓芸術サロン