デパチカドットコム

写真を拡大

熊本復興応援「熊本おせち　和・羊一段」（※くまモンの風呂敷と取り箸付き）

　高島屋の関東10店舗が現在、「2017年 高島屋 おせち料理」の予約を受け付けている。

【画像】富山「リバーリトリート雅楽?」プロデュースの豪華な一段おせち

　少子高齢化、正月の過ごし方の多様化・食生活の変化に伴い、おせちの売れ筋も変化。ライフスタイルや状況によっておせちの選び方も多様化し、昨年の高島屋おせちの売り上げは伸長。インターネットでの受注はおせち全体の売り上げの2割を超え、30〜40代の新規客が多かったという。

　近年「高価格帯おせち」「手頃な価格の少人数用おせち」とおせちの売れ筋の二極化が進む中で、今年は多様化するニーズに合わせオリジナル企画品をさらに充実させる。受注期間の後半に、とりわけインターネット上で人気が高まる手頃な価格の少人数用おせちの品ぞろえを拡充するほか、高価格＆豪華おせちの少量化（一段おせち）、熊本復興応援、食物アレルギー配慮など過去最大の約850種類をそろえる。中心価格帯は2万円〜3万円台。

　注目は、熊本復興応援の「食べて熊本を応援する、熊本の味わいをくまモンと頂くおせち」。「天草産真だこの阿蘇健康農園バジルソース和え」「くまもとあか牛のしぐれ煮」「千興ファームの馬肉の炭火焼」など熊本県産の食材、熊本のメーカーや店が作った料理20品目を詰め合わせ、熊本県営業部長兼しあわせ部長「くまモン」のイラストをデザインしたオリジナルの重箱と風呂敷、取り箸を添えた「熊本おせち　和・羊一段」（1万6,200円）が登場。高島屋と熊本県、鶴屋百貨店で共同販売する。

　今年初登場するのは、「正月だからおいしいものを少しだけ」のニーズ対応し、食材・製法・仕上げの美しさにこだわった「豪華な一段おせち」。富山市内の神通川のほとりにある隠れ家的なラグジュアリーホテル「リバーリトリート雅樂?（がらく）」プロデュースによるのは、「富山発の新しい食のスタイル」を提案した和一段「雅の重」と洋一段「樂の重」（各1万9,440円）。人気の「高島屋特選少人数おせち」は「もうワンランク上のぜいたく」をコンセプトに昨年の和風に加え、和洋、和洋中の各一段（各2万1,600円）を新販売する。

　祝いの食卓や来客のもてなし用に向け、メインのおせちに肉やスイーツなどもう一品を加えた「おせち＋α」を新たに提案。「＋α」部分として、「スギモト」は氷温熟成した松阪牛の好みの部位を、必要な段数だけ選べる肉重「選べる肉おせち」（ステーキ用モモ肉500グラム、焼き肉用方ロース440グラム、すき焼き用ロース肉350グラム、各1万6,200円）を販売する。高島屋の和菓子バイヤープロデュースによる、12人の若き菓子職人ユニット「ワカタク」との「WAGASHI若き匠（たくみ）たちの挑戦」は、迎春和菓子を詰め合わせたスイーツ重「迎春のワカタク詰め合わせ」（8,400円）を、「アニバーサリー」は新感覚スイーツのアンコ＆ショコラなどを詰め合わせたスイーツ重「Happy An Sweets」（5,400円）を販売。鳥料理やショコラなどのおせちも登場する。

　おせちも食物アレルギーに配慮し家族で一緒に楽しむことができる「ユニバーサルデザインフードおせち」も今年新たに提案。「石井食品」からは特定原材料7品目を使わず、自社の「食物アレルギー配慮施設」で製造した料理を詰め合わせた「食物アレルギー配慮おせち 和・洋二段重」（2万1,600円）を販売する。ちくわの老舗「ヤマサちくわ」は嚥下（えんげ）食研究の第一人者、金谷節子さん監修で作った、家族も一緒に食べることができる和風の「ふわふわおせち 和一段」（8,001円）に、新しく「ふわふわおせち 和二段重」（1万3,000円）を加え販売。

　人気の高い高島屋限定おせちは「家族三世代」「日本の食」に着目。家族三世代で楽しめる「仮面ライダー」とのコラボおせちのほか、発酵食の第一人者小泉武夫さん監修の発酵おせち、金沢の老舗料亭旅館「金城?」の輪島塗重箱に詰めた今年最高額のおせち（49万6,800円）などが登場する。

　期間は12月25日（日）まで（インターネットは同26日10時まで）。

「おせち＋α」の提案での、スイーツ重（関連画像）家族みんなで楽しめる、「石井食品」のユニバーサルデザインフードおせち（関連画像）高島屋オンライン〜2017年 高島屋 おせち料理