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まずはわさびで味わい、その後に温泉卵と絡めるのがおすすめだという、みそ汁・漬物付き「あか牛丼」（いまきん食堂）

　新宿高島屋11階催会場で9月28日（水）、九州7県の美味を集めた恒例の「大九州展」が開催される。出店数は約60店。

【画像】「山荘 無量塔（むらた）」のミニイートインメニュー

　同店開店20周年記念となる今回は、「熊本地震」の被災地復興を応援する「熊本・大分震災復興応援企画」を中心に展開。熊本県から出店する百貨店初登場の店舗や、九州他県の5店舗が展開する熊本食材を使った特別品を紹介する「熊本応援特集」も展開する。

　復興応援企画では、熊本阿蘇・黒川、大分の湯布院と両県の温泉地グルメに焦点を当てる。熊本阿蘇からは、阿蘇内牧温泉で人気の高い老舗大衆食堂「いまきん食堂」が百貨店初登場。イートインスペース「お食事処（どころ）」では、一番人気だという放牧で育ったあか牛「阿蘇王」をミディアムレアに炙（あぶ）り、トロトロの温泉卵をのせたみそダレ仕立ての丼「あか牛丼」（2,100円、各日限定80点）を提供する。「阿蘇ナチュラル・Jファーム」の炭火スモークベーコン、「キャラメルプディング」の低温殺菌ジャージー牛乳を使ったプリン、「パン工房めるころ」の天然酵母を使ったパンも初登場。

　熊本・黒川温泉からは、豆腐店「とうふ吉祥」が百貨店初登場。九州産大粒大豆フクユタカを原料に、天然にがりと筑後川の源流水となる黒川の水で作られた「黒川温泉豆腐」（800グラム＝378円）をはじめ、同品を使った大判の油揚げ「吉祥あげ」（2枚＝378円）を販売する。「パティスリー麓」の人気のあるプレーンロールケーキも登場。

　湯布院からは、人気の老舗温泉旅館「亀の井別荘」が初登場。同館で使っている、大分県産のユズの皮と青唐辛子をすり合わせた「鍵屋」の辛香調味料「青柚子こしょう」（100グラム＝669円）を販売する。初登場となる「山荘 無量塔（むらた）」はミニイートインで、熊本県産晩柑を使った「晩柑チーズケーキセット」（コーヒーまたはゆず蜜ジュース付き、972円、各日限定60点）を提供する。

　熊本の食材を使った応援特集では、宮崎のすし店「一心鮨光洋」が熊本県産車エビをはじめ、昆布〆したサワラ、酢と塩で〆たマグロの赤身など、ネタに仕事を施した新宿高島屋限定「技信想伝10貫」（3,780円）を、長崎中華街の「老李（ラオリー）」は長崎ちゃんぽんに、熊本「味の明太子きくち」が販売する「国産辛子明太子」をトッピングした新宿高島屋限定「長崎極上ちゃんぽん」（1,728円）を、それぞれイートインで提供。

　長崎「松井老舗」の天草の塩や阿蘇産の蜂蜜を使ったカステラや、「長崎ジャージーファーム」の熊本産デコポン果汁入りソフトクリーム、福岡「あき乃家」の熊本のみかん果汁を使った辛子めんたいこなどの新宿高島屋限定品も販売する。

　会期は10月4日（火）まで（最終日は18時閉場）。

「一心鮨光洋」の新宿高島屋限定、復興応援メニュー（関連画像）新宿高島屋