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ドンク創業111周年記念フェア、商品ラインアップ

　「ドンク」全125店と「ドンク エディテ」の一部店舗で8 月1日（月）、「111th Anniversary〜ドンク創業111 周年記念フェア〜」が始まった。

　今月8 日（月）で111 周年を迎えることを記念し限定商品を打ち出す同フェア。各店頭では、食事との相性を考えた食事パンや、軽やかな食感のヴィエノワズリーなどを多彩に用意する。

　商品を考案・開発したのは、今年2月に仏パリで行われたパンの世界大会「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」に日本代表として出場したほか、ドンク関東エリア各店の技術指導や商品開発に携わる同ブランドのパン職人、瀬川洋司さんと茶山寿人さん。「高い製造技術、こだわりの製造工程や仕上げ、こだわりの高い素材など、これまでの技術や品質力が結集した」（同ブランド広報）8種類を展開する。

　同大会のパン部門に出場した瀬川さんが考案したのは、大会で作ったパンをアレンジし、フランスパンとパン・ド・カンパーニュの2種類の「種」を使い、全粒粉とライ麦粉を加えて食べやすい食事パンに仕上げた「パン・ペイザン」（648円）のほか、砂糖を使わず、レモン風味の蜂蜜と牛乳だけで仕上げた、トースト向きの「パン・ミエル シトロン」（432円）、三重県産抹茶とホワイトチョコチップという和×洋を意識し、やや小さめに仕上げた「抹茶ショコラブラン」（216円）、厚切りのイベリコ豚ベーコンをジャガイモと一緒に生地に包み、焼き上がりにバジルパターをトッピングした「ポークイベリコ グルマン」（368円）の4種類。

　ヴィエノワズリー（菓子パン）部門の茶山さんは、爽やかな酸味の赤桃（＝ペッシュ・ド・ヴィーニュ）とまろやかな甘みの黄桃を載せたフルーツデニッシュ「ピーチメルバ」（303円）のほか、レモン（＝シトロン）にヘーゼルナッツプラリネとアーモンドクリームを組み合わせた「エスカルゴ・シトロン」（281円）、オレンジカット入りクリームを包んだブリオッシュにカシスとダックワースを組み合わせた「ブリオッシュカシス・オ・テ」（303円）、バターではなくオリーブオイルを使った生地に南イタリア産トマト、クリームチーズ、トマト風味のジュレを載せた「南イタリア産トマトのポンプ・ア・ルイユ」（260円）の4種類を考案。

　会期は同14日（日）まで。一部店舗では2人による試食会イベントも予定する。

瀬川シェフ考案の食事パン（関連画像）茶山シェフ考案のヴィエノワズリー（関連画像）ドンク