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注目企画「チーズ特集」には、道内から20ブランド50種類以上のチーズが集結

　新宿高島屋の11階催会場で5月11日（水）、旬の北海道グルメを集めた「初夏の大北海道展」が始まった。

【画像】百貨店初登場、札幌「トマト麺Vegie」の新宿高島屋限定イートインメニュー

　約60店が出店する同展では、同店開店20周年を記念したさまざまな同店限定メニューを企画。ビンテージワインの特別販売、「函館 うに むらかみ」「ジョリージェリーフィッシュ」のイートイン限定メニュー、「2,000円均一弁当」などを展開。旬の海の幸やエゾシカ、ラム、北の銘菓、日替わり限定品なども用意する。

　注目企画は、国内のチーズ生産量ナンバーワンの酪農王国・北海道ならではの食材「北海道ナチュラルチーズ」の特集。年間100日以上滞在するという北海道展担当の新井将士バイヤーが、道内にある100以上の小規模工房からセレクトした「百貨店初」「都内では手に入らない」チーズを取りそろえるほか、北海道産チーズを使ったスイーツやパン、イートインメニューなど9店の同店限定商品も登場する。

　新井バイヤーセレクトのチーズは20ブランド50種類以上を展開。個人としては日本で初めてカマンベールチーズ工房を1975（昭和50）年に設立した西村公祐さんが手掛ける「北海道クレイル」の、良質な牛乳と羊蹄山の湧き水を使った「カマンベール・カレ」（180グラム＝1,188円）や、牛の飼育からチーズ製造・販売まで一貫して行う初登場「半田ファーム」の牧草の種類の名前が付いた「チモシー」（100グラム＝680円）をはじめ、「鹿追チーズ工房」「十勝チーズまるしぇ」「新札幌乳業」「トワ・ヴェール」などをラインアップ。

　イートインには札幌「トマト麺Vegie（ベジィ）」が百貨店初登場。鶏ガラに魚介のエキスを加えたトマトスープのラーメンに道産野菜と鳥つくねをトッピングし、道産チーズを添えた「新宿高島屋限定チーズトマト麺」（1,000円、各日限定100点）を提供する。

　札幌「パティスリー アパレイユ。」は同展のために開発したという同店限定スイーツを展開。ほうじ茶＆十勝産クリームチーズの「ほうじ茶のレニャチーズケーキ」と、イチゴ＆十勝産クリームチーズの「いちごのレニャチーズケーキ」（各500円）のほか、当別町産トマトをジュレにし、チーズクリームと合わせた「トマトとチーズのオムレット」（380円）を販売する。

　札幌から初登場するアップルパイ専門店「パイクイーン」は、サクサクのアップルパイとチーズを組み合わせた「北海道チーズ＆りんごパイ」（420円、各日限定50点）を実演販売。

　中川郡幕別町「十勝ヒルズ」は、チーズたっぷりのドリンクで“飲むレアチーズ”のような新商品「飲むチーズプレーン」（200ミリリットル＝420円）と、ハスカップを加えた「飲むチーズハスカップ」（200ミリリットル＝450円）、ドリンクに合わせチーズ味に仕立てた、ハンガリー料理のプチパン「ポガーチャ」（5個＝420円）を実演販売する。

　ほかにも、「ピカタの森 駒ヶ岳牛乳」のチーズ入りソフトクリーム、「旬彩 高心」のチーズクルトン入り豚丼、「さんだかん工房」のチーズ入りソーセージ、「プルマン・ベーカリー」のチーズ入りカレーパンなどを販売。

　会期は同17日（火）まで（最終日は18時閉場）。

札幌「パティスリー アパレイユ。」の新宿高島屋限定スイーツ（関連画像）新宿高島屋