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前菜9種とデザートの桜餅に、メーンの「巻之助」か「太巻き」を選ぶ「春のオードブル」（料亭 秀）

　新宿高島屋の地下1階食品売り場で開催されている「お花見フェア」で現在、花見商戦に向けた総菜や弁当、スイーツが販売されている。

【画像】「シェ松尾」が販売する、メーンをプリフィクスできる新宿高島屋限定オードブル

　新宿駅新南口の周辺開発により増加が予想されるビジネスパーソン、中でも女性を意識し、さまざまな商品をとりそろえる同フェア。メーンメニューをプリフィクスできる新たなスタイルの弁当やオードブルが登場するほか、オードブル、ワインに合わせたつまみ類、桜スイーツなど約100種類を展開する。

　同店では昨年に引き続き、花見観光を目的としたインバウンド向けの取り組みも強化。花見スポット「新宿御苑」の開花状況を2カ国語（英語・中国語）で明記したボードを設置するほか、体験型サービスとして、電動自転車（有料、オンラインでの要事前予約）の貸し出しを行う。

　今回新登場となる、メーンをプリフィクスできる弁当・オードブルでは、コース仕立てのオリジナル商品を和洋中と3種類展開する。いずれも予約販売のみの商品で、予約は利用日の4日前、16時まで。

　品川の老舗「料亭 秀」が販売するのは「春のオードブル」（4〜5人前、8,640円）。「鰆の木の芽みそ焼」「椎茸真丈揚げ」など前菜9種に、メーンのすし、デザートの桜餅を添えたメニュー。すしは、旬の魚や肉、野菜をひと口サイズの巻きずしに仕上げた「巻之助」、または具だくさんの「太巻き」のいずれかを選ぶ。

　「シェ松尾」は、「パテ・ド・カンパーニュ」など9種類の前菜とメーン、デザートの焼き菓子2個を添えた「ムニュ プリフィクス」（1人前3,780円）。メーンは、イトヨリのポワレを添えたパエリア「パエリア・プランタニエ」または「メキシコ産サーロインを添えたガーリックライス」のいずれか。「皇朝」は、メーンのおかずとデザートを選べる「選べる中華コース弁当」（1人前3,001円）。おかずは「海鮮XO醤炒め」か「フカヒレの姿煮」を、デザートは「杏仁豆腐」か「マンゴープリン」を選ぶ。

　今月1日（火）に食品売り場にオープンした、「豆」に特化した新宿高島屋限定ブランド「M＆B TABLE（エムアンドビーテブル）」は、ジューシーな「お豆衣のフライドチキン」やミニサイズの「アメリカンドッグ」「やみつきMBフライドポテト」「枝豆衣のイカ団子」とつまんで楽しめる「お花見スペシャル やんちゃな揚げ物オードブル」（1,620円）を販売。同じくオープンした食のセレクトショップ「タイムズデリ」では、「シャルキュトリーモエ」は生ハムやテリーヌなどワインにぴったりな6種類のセットメニューを、鳥料理の老舗「鳥徳」は焼き鳥オードブルなどを販売する。

　花見スイーツでは、人気のエクレア専門店「レクレール・ドゥ・ジェニ」がほうじ茶のクリームでサクランボのクリームを包み、さくらのシュガークラフトで春らしさをイメージした日本限定「さくら＆ほうじ茶」（540円、4月19日まで）を販売。

　老舗「榮太楼總本鋪」は、名産地のイチゴを使い、イチゴに合わせて餡を仕上げて求肥（ぎゅうひ）で包んだ5種類の「いちご大福」（各1個432円〜1,188円、今月30日より展開）を販売する。イチゴの品種は、とちおとめ、あまおう、淡雪、紅ほっぺ、スカイベリーを使う。

　期間は4月10日（日）まで。

「M＆B TABLE」の花見用オードブル（関連画像）「榮太楼總本鋪」の花見用菓子（関連画像）新宿高島屋