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秋田の郷土料理を膳にしつらえた「きりたんぽ鍋御膳」（本家あべや）

　小田急百貨店新宿店の本館11階催物場で12月2日（水）、稲庭うどんやいぶりがっこ、きりたんぽなど、秋田県の名産品を取りそろえる「秋田の物産展」が始まる。

【画像】「眞壁屋」が提供するイートインメニュー

　「地域物産展として規模は大きくないものの固定ファンが多く好評」（広報の吉永明洋さん）という同催事には今回、約30店舗が出展。前回初登場した「四季菜 まきお農園」のベリーフルーツを使った農園スイーツや、「焼肉みつなし」の貴重な黒毛和牛「三梨（みつなし）牛」を使ったステーキ丼をはじめ、ハタハタを使った姿ずし、鹿角スイーツ「しそ巻きあんず」、ご当地グルメの「横手焼きそば」などが登場する。秋田のリンゴやワカサギの甘露煮、秋田みそなどを「お買い得価格」で限定販売する「日替わりサービス」も行う。

　イートインには、同催事でなじみの秋田「比内地鶏」の生産者が直営する「本家あべや」が出店。親子丼に炭火で焼いたモモ肉と卵黄をのせた「比内地鶏 極上親子丼」（いぶりがっこ付き、1,620円）のほか、比内地鶏のガラスープにセリやマイタケ、秋田産のあきたこまちとササニシキをブレンドした手作りきりたんぽを加えた「きりたんぽ鍋御膳」（いぶりがっこ、モツ煮、小鉢2品付き、2,160円）を提供する。

　自家製の稲庭うどんが人気の「眞壁屋」もイートインに出店し、「比内地鶏と地なめこの稲庭うどんセット」（いぶりがっこ、ぎばさ小鉢、ご飯付き、1,580円）を提供。「ホテルエクセルキクスイ」は、「秋田産 鮭と鱈の親子重」（いぶりがっこ、吸い物付き、1,350円）を提供する。

　会場には、1997年に創業した秋田のブルワリー「田沢湖ビール」が初登場。食中酒として人気の「アルト」、ほのかな果実の香りが特徴の「ケルシュ」、爽快な喉越しの「ピルスナー」のレギュラービールにブナの天然酵母を使った優しい味わいの「ブナの森」、桜の天然酵母を使った華やかな「桜こまち」（各330ミリリットル＝513円）を販売。レギュラービールの「アルト」「ケルシュ」「ピルスナー」と、深いコクと苦みの黒ビール「ダークラガー」をラインアップした「田沢湖生ビール」（各1杯300ミリリットル＝500円）も用意する。

　そのほか、名産品・特産品をそろえるアンテナショップ「秋田ふるさと館」が初登場。自宅で手軽に楽しめる「きりたんぽ鍋」や「しょっつる」の調味料、地元の銘菓などの特産品を販売する。

　今回、会場内で2,000円以上購入する度に同催事で使える「あきたうまいもの割引券」1枚（＝500円分）を進呈する限定企画も用意。同券は、高輪「あきた美彩館」と有楽町「秋田ふるさと館」でも使うことができる（2016年1月末日まで）。

　会期は同8日（火）まで（最終日は17時閉場）。

同催事会場に初登場する秋田県のアンテナショップ（関連画像）小田急百貨店新宿店