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生産者、尾崎宗春さんが環境や自家配合飼料にこだわり育てた宮崎県産尾崎牛ヒレ肉の「『幻』を思い通りに！尾崎牛の『塊』福袋」

　松屋銀座が新春恒例の福袋のラインアップを発表した。開店90周年にちなんだ福袋をはじめ、流行語を含む世相、来年の干支（えと）の「申（さる）」などさまざまなキーワードに沿った福袋約700種類、約3万6000点を展開する中、食品福袋は約250種類、約1万5000点を用意する。中心価格は3,000円台。

【画像】松屋銀座の「2016年招福袋」で最も高額な福袋

　目玉は、開店90周年にちなみ高額の食品福袋2種類。まずは生鮮・グロッサリー売り場から登場する、「幻の和牛」と呼ばれる宮崎県尾崎牛ヒレ肉半頭分（約4〜5キロ、約16万2,000円相当）の「『幻』を思い通りに！尾崎牛の『塊』福袋」（10万8,000円、限定1点）。塊のまま持ち帰ることも、ステーキ用など好みの厚さにカットして持ち帰ることもできる（カットは売り場で無料で行う）

　もう1種類はワインショップ「グルマルシェヴァン」から登場する、世界一高価といわれる「ロマネコンティワイン6本セット福袋」（972万円、限定1点）。1999年、2002年、2004年、2006年、2009年、2011年のワイン6本（約1,300万円相当）を詰め合わせる（ビンテージが変更になる場合もある）。

　グロッサリー売り場からは、防災意識の高まりを反映し保存食を詰め合わせた「備蓄食糧福袋」（9,000円、限定30点）が登場。水や乾パンといった旧来のイメージの非常食ではなく、保存が利きながらもバリエーションに飛んだ内容で、スーパー保存水をはじめ、アルファ米の白米やドライカレーなど、焼き鳥タレ味やさんま味付きなどの缶詰、保存用ファイバービスケット、保存用みそ汁缶、梅干し、きな粉餅など、賞味期限が3年以上のものを詰め合わせる。

　同売り場では食品福袋として人気の高い多彩な缶詰を詰め合わせた福袋も登場。今回は国分が展開するそのままおつまみになる缶詰「缶つま」シリーズ全86種類を網羅し、開店90周年にちなみ90個を詰め合わせた「缶つま90個入り福袋」（6万4,800円、限定3点）を販売する。

　そのほか同店ならではの食品福袋として、今年デパ地下でも話題となったチアシードやココナッツオイル、アサイーパウダーなどのスーパーフードを詰め合わせた「スーパーフード福袋」（5,400円、限定30点）をはじめ、銀座・清月堂本店で体験できる和菓子作りの福袋「和菓子教室体験福袋」（3,240円、限定20組）、全国から集めた「ご当地レトルトカレー福袋」（10種類入り＝3,240円、限定30点）、「豪華寿司100貫福袋」（1万800円、限定5点）なども販売。

　訪日外国人も増えていることからインバウンド向けの食品福袋も用意。同店食品部の久富浩太さんは「ワインの福袋は訪日外国人には人気間違いない。日本ならではの和菓子に特化し、同店に出店する和菓子店の銘菓を詰め合わせた福袋や、都内和菓子屋の自慢の『あんこ』を9種類詰め合わせた福袋も販売するので、外国人のお客さまにも『新春福袋』を体感していただきたい」と話す。

　初売りは2016年1月2日（土）9時30分から。

防災を意識し、保存食でもおいしさやバリエーションに着目した福袋（関連画像）「家飲み」にぴったり、人気缶詰の福袋（関連画像）松屋銀座