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佐賀・武雄「佐が家」が実演販売する、A5等級の佐賀牛を使った「佐賀牛サーロインステーキ＆焼肉弁当」

　小田急百貨店新宿店の本館11階催物場で10月21日（水）、秋恒例の「九州・沖縄の物産展」が始まった。

【画像】「黒まぐろ専門店 黒・紋」が提供するイートインメニュー

　北海道物産展に次ぎ人気の高い同展。会場には工芸品も含め約80店が出展し、九州各県と沖縄県の特産品・名産品を実演販売やイートインも交え取りそろえる。今回は独自の食文化に恵まれた「沖縄県」を特集。「ブルーシール」のアイスクリームや「具志堅商店」の黒糖を使ったアガラサー、「小浜養蜂場」の巣蜜のほか、生海ぶどう、らふてぃ、パインの果肉入りカステラなどを販売。ご当地品を「お買得価格」で販売する日替わりサービスも行う。

　全国有数の「肉どころ」でもある九州各地のブランド肉を使った弁当や一品料理が今回も登場。佐賀・武雄にある九州駅弁グランプリ3連覇の佐賀牛焼き肉レストラン「佐が家」は、前回好評だった、きめ細やかで柔らかな肉質のA5等級の佐賀牛のサーロインステーキと焼き肉をダブルで盛り込んだ「佐賀牛サーロインステーキ＆焼き肉弁当」（2,160円）を実演販売する。

　熊本県・西原村「阿蘇トルティキッチン」は余計な脂が少なく、赤身のコクとあっさりとした後味が特徴のあか牛を使った「阿蘇あか牛弁当」（1,620円）を、宮崎・三股町「肉のなかむら」は肉質等級4等級以上の黒毛和牛肉「宮崎牛」を使った「宮崎牛ステーキ弁当」（2,160円）を、大分・由布「なつま屋」は下味をつけた鶏肉に衣を付けて揚げ、酢じょうゆや練りがらしを添えたとり天と、大分名物鶏飯を盛り込んだ「とり天・鶏めし弁当」（648円）を、それぞれ実演販売。

　イートインには、奄美大島で蓄養されたクロマグロ1匹を丸ごと仕入れ、さまざまな調理法で提供する鹿児島「黒まぐろ専門店 黒・紋」が出店。甘く濃厚な味わいの大トロと、さっぱりとした味わいの赤身などを盛り込んだ「上クロマグロ丼」（1,620円）を提供する。毎回好評の長崎「長崎中華街 蘇州林」も出店し、「上ちゃんぽん」（1,296円）を提供するほか、テークアウト用「冷凍具入りちゃんぽん」（799円）も販売する。

　福岡・大牟田の老舗「草木饅頭総本家 黒田家」が出店。口溶けのいい甘さを控えた上品な白餡（しろあん）を秘伝の配合の生地で包み蒸し上げた一口サイズの「草木饅頭」と、大牟田市にある三池炭鉱が世界遺産に登録されたことを記念し発売された、石炭をイメージした「くろちゃん饅頭」を詰め合わせた「草木饅頭・くろちゃん饅頭詰め合わせ」（各5個入り＝702円）を販売する。

　九州産「元気つくし」の玄米と「こめ油」などこだわり素材で作る、もっちりとした食感のヘルシーな玄米ピザを展開する福岡・行橋「ブラウンライスピザ」が出店。定番の「マルゲリータ」から「博多めんたいマヨ」「いちじく」「ごぼう」などの変わり種まで用意し、好みを選べる「冷凍玄米ピザ」（よりどり3枚＝2,980円、よりどり5枚＝3,980円）を販売する。

　そのほか、長崎・五島の「五島鬼鯖棒鮨（おにさばぼうずし）」（三井楽水産）や佐賀県の銘菓「さが錦」（菓心傳心 村岡屋）、福岡・太宰府の「梅ヶ枝餅」（かさの家）なども登場。

　会期は今月27日（火）まで（最終日は17時閉場）。

世界遺産にちなんだ「草木饅頭総本家 黒田家」のまんじゅう（関連画像）小田急百貨店新宿店