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キューブ型ケーキの中に「おかず」を閉じ込めた「おかずケーキ」各種（駒沢/おかずケーキ カヴァン）

　松屋銀座の地下1階食品催事場で8月12日（水）より、パンイベント「パンのある生活」が開催される。

【画像】マダガスカル産フルーツのコンフィチュールが登場

　本格的なブーランジュリーから地域密着・独自スタイルのベーカリーまで、さまざまな個性あふれる店が増えているパン業界。同店では「今」のパンに注目し初めて同イベントを企画。会場には百貨店初登場の2店舗を含め、話題性や注目度の高い5店舗が登場し、こだわりの詰まったパンを販売する。

　パンに欠かせないコンフィチュールの専門店も特別に出店。常設するベーカリーショップもプレゼント商品やセット商品を展開するなどパン売り場全体でイベントを盛り上げる。

　百貨店初出店となるのは、今最も注目される若き職人、杉窪章匡さんがプロデュースする代々木公園のベーカリー「365日」。国産を中心に安全な食材を厳選し、商品に使うパンや餡（あん）も店で作るという徹底ぶりと、今までの概念を打ち破る製法で作る、こだわり抜いたパンは既に多くのパン好きの知るところ。

　同イベントでは、北海道産小麦粉穂香を使い、モチモチした食感の定番「100％＝ソンプルサン」（241円）をはじめ、ブリオッシュ生地に小さな丸いチョコがサンドされた「クロッカンショコラ」（291円）、数種類の小麦粉をブレンドし、しっとりとしてバターの風味が優しい「365日×食パン」（291円）、十勝前田農産ハルキラリなど北海道産の原材料を使った「北海道×食パン」（431円）などを販売する。

　1974（昭和49）年創業の老舗フレンチとして名をはせてきた銀座のグランメゾン「銀座レカン」グループが発信するパンブランド「ブーランジェリー レカン」も百貨店初登場。若き職人、割田健一シェフは、高い技術で作り上げる定番商品はもちろん、独創的なアイデアと遊び心あふれる組み合わせで多くのファンを魅了しているという。

　同イベントでは、定番の「国産小麦のバゲット」（324円）のほか、上質なバターの風味にこだわった、サクサクでリッチな味わいの「クロワッサン」（241円）、コーンをたっぷり使った「コーンブレッド」（451円）、レモンピールとシトロンのオリーブオイルを入れた「シトロンのチャバタ」（261円）、ブレンドした小麦にイチジクを練り込んだ「イチジク入りのカンパーニュ」（351円）などを販売する。

　駒沢の注目ショップ「おかずケーキ カヴァン」は、パンでも、総菜でも、ケーキでもない、キューブ状のケーキ生地の中に、さまざまな総菜系おかずを閉じ込めた「おかずケーキ」を提案するニューショップ。同イベントでは定番の「五目ひじき」（346円）をはじめ、「すき焼きのケーキ」（486円）、「エビチリのケーキ」（389円）、「ビーフシチュー」（410円）、「オニオングラタンスープのケーキ」（316円）などを販売する。

　埼玉・川越にあるベーグル専門店「バニトイベーグル」は、和風のベーグルや季節のベーグルなど、常に開発し続けている女性に人気のショップ。素材にはこだわり、砂糖ではなく自然のビート、自然塩、天然酵母、北海道の小麦粉「春よ恋」などを使い、モッチリとした丸い形が特徴。同イベントでは「プレーン」（160円）をはじめ、女性に人気の「明太もちーずベーグル」（291円）、「焼きりんごベーグル」（201円）、「大葉ときんぴらベーグル」（281円）、「ブラックペッパー＆とろけるチーズ」（210円）などを販売。

　そのほか、昔懐かしいコッペパンとメロンパンの店「下町のパン工房」も出店し、さまざまなパンを数量限定販売する。

　フランスを魅了したマダガスカル産濃厚フルーツのコンフィチュール専門店「ベルナデッテ・デ・ラベルネッテ」も出店。2009年のサロン・デュ・ショコラでコンフィチュール専門店としては初めて特別賞を受賞したという本格派。同イベントでは、「マンゴ＆マダガスカルバニラ」「レモングラス＆生姜のコンフィ」「ほおずき」「パイナップル、バナナ＆ラム」（各1,242円）など、定番からオリジナルまで約30種類を展開する。

　会期は8月18日（火）まで。

松屋銀座