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新潟中央卸売市場にある「市玄」の看板メニュー「あさっぱしょうがらーめん」

　東武百貨店池袋本店の8階催事場で10月16日（木）、「新潟展」が始まった。

【画像】「市玄」がラーメンのほかにも提供する握りずし

　新潟の特産品をはじめ、米、銘酒、スイーツなど約75店（工芸品、呉服を含む）が出店する同展。14回目となる今回は、新潟中央卸売市場で人気の味が初登場するほか、新潟銘柄牛を使った総菜、素朴な味わいの銘菓などをそろえた。米どころ新潟ならではの新米販売や地酒の試飲販売も実施する。

　新潟中央卸売市場の中央棟1階にあるラーメン店「市玄」が初登場。毎朝市場から仕入れるマグロの頭を使っただしをベースに豚骨を合わせたダブルスープは地元でも人気で、臭みが無く、あっさりとした味わいが特徴。同展ではこのスープに細麺、チャーシュー、味付け卵などをのせ、おろししょうがを添えた看板ラーメン「あさっぱしょうがらーめん」（801円）を提供する。東武限定メニューとして、豚骨背脂を加え、焼きのりやかつお節をチャーシューと共にトッピングした「豚背脂入りあさっぱ らーめん」（901円）も提供。同店はスタッフ全員が板前出身のため、旬の魚介を使った「市玄 上にぎり」（10貫＝2,001円）も提供する。

　新潟の北に位置する村上市一帯を産地とし、コシヒカリの稲わらと干し草を食べて育てられたという新潟の銘柄牛「村上牛」は、サシ（霜降り）の入り具合がよく、肉質がやわらかく豊かな味わいが特徴だという。会場では精肉店「八百金商店」が手掛ける食品小売業の「やおきん！」が初登場し、村上牛を使った「村上牛スペシャルメンチ」（1個351円）と、「村上牛コロッケ」（1個250円）を実演販売する。

　地酒では、佐渡・尾畑酒造の「真野鶴 純米吟醸（720ミリリットル＝1,512円）をはじめ、柏崎・原酒造、妙高・妙高酒造などが登場し、試飲販売を行う。また日替わりで、同16日＝丸山酒造場「雪中梅本醸造」（1.8リットル＝2,484円、限定100点）、17日＝渡辺酒造店「根知男山純米酒」（720ミリリットル＝1,340円、限定80点）、18日＝樋木酒造「鶴の友別撰」（720ミリリットル＝1,080円、限定70点）、19日＝石本酒造「越乃寒梅大吟醸」（500ミリリットル＝3,964円、限定60点）なども試飲販売（1人1本限り）する。

　会期は同21日（火）まで。

新潟の銘柄牛「村上牛」を使ったメンチカツ＆コロッケ（関連画像）東武百貨店池袋本店