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還暦の「赤」をテーマにした「赤い弁当特集」

　東京駅出店60周年を記念した「大誕生祭」を全館挙げて開催している大丸東京店は現在、1階と地下1階の食品売り場「ほっぺタウン」で大丸東京店でしか買えない限定商品を用意するほか、期間限定の特別企画を行っている。

【画像】60周年にちなんだ秋のモンブラン企画

　1954（昭和29）年10月21日、東京駅八重洲口にオープンした同店。1日平均100万人以上が利用するという東京駅に隣接する立地を生かし、2012年10月5日のグランドオープンの際には「ギフト」「トラベル」「お土産」を強化・拡大したほか、「百貨店としてのデパ地下」も強化。東京駅利用客をはじめ、周辺や東京駅沿線の利用客など、その商圏を広げてきた。

　「ほっぺタウン」では期間中、フランス産高級小麦を使ったプレミアム食パン（ポール・ボキューズ）や、特大サイズのキンメダイや黒アワビを使った限定商品（築地 丸都）などを販売するほか、特別企画として弁当・総菜売り場で行う「赤い弁当特集」、和洋菓子売り場で行う「60個のモンブラン」、人気スポット「お肉の細道」や「お弁当ストリート」で行う「牛“ぎゅう”弁当」の企画を実施している。

　「赤い弁当」では60年の「還暦」から「赤」をテーマにした弁当を期間限定で販売。秋の行楽も想定し、旬のマグロやカニ、キンメダイなどを使うほか、ネーミングにも「赤」を盛り込む。

　「創作鮨処 タキモト」の酢飯とネギトロやマグロ、めんたいこ、イクラなど海の赤を、人気のミルフィーユ仕立てに盛り付けた「情熱の真っ赤なミルフィーユ」（1,836円）をはじめ、「平島」のとろけるような対馬産アナゴと、境港産の紅ズワイガニをたっぷりと盛り付けた「西のとろあなご3貫にぎりとカニ軍艦」（1,890円）、「神田明神下 みやび」の紅白のごはんと黒毛和牛、赤魚、カニの松葉あげ、ゴマどうふなどさまざまな料理を盛り込んだ「大丸東京店60周年記念弁当」（1,700円）など12種類を展開する。

　「60個のモンブラン」では、素材、製法、見た目にこだわり、60周年限定品など個性的なモンブランを取りそろえた。「銀座マキシム・ド・パリ」の「ピレネー」（ホール2,916円、1個496円）や、「ユーハイム」の「富士山モンブラン」（378円）など、有名な山に見立てたユニークなデザインのモンブランが登場。

　「メゾン ダンドワ」の「ブリュッセルワッフルモンブランソースセット」（モンブランソース付き、712円）や「日暮里 羽二重団子」の「あんDEモンブラン」（281円）、「赤坂 青野」の「どら栗モンブラン」（324円）など定番や人気の和菓子もモンブランアレンジで登場した。さらに「ずんだ茶寮」の濃厚な和栗ペーストに和三盆や黒糖を使った、要予約の「モンブランのパウンドケーキ」（8,000円）や、ベーカリーショップ「カーラアウレリア」の「モンブランデニッシュ」（291円）など多彩なモンブランアレンジの商品を販売。

　喜びを「ぎゅぎゅう」に詰め込んだという「牛“ぎゅう”弁当」も行楽を意識した内容で展開する。「洋食や 三代目 たいめいけん」の牛肉を使ったハンバーグ、コロッケ、メンチカツを盛り合わせた「ぎゅう×3弁当」（1,200円）をはじめ、「日本橋 日山」の黒毛和牛を使ったすき焼き、シチュー、サーロインを盛り合わせた「黒毛和牛ぎゅうぎゅう弁当」（3,000円）、「牛たん かねざき」の人気の厚切りのほか、仙台みその味付けも楽しめる「厚切り牛たんステーキと仙台味噌牛たん弁当」（2,380円）など「肉好き」におすすめの弁当ばかりが並ぶ。さらに、「韓カルビ 大雲」の「金華豚のサムギョプサルと三元豚のトンテキ弁当」（1,800円）や、「青山 まい泉」の鶏と卵のそぼろご飯にトンカツを組み合わせた「ごほうび弁当」（1,188円）など、豚肉をメーンにしたボリューム弁当も販売する。

　会期は今月28日（火）まで。

肉好きにおすすめのボリューム弁当企画（関連画像）大丸東京店