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「マルゲリータ・ブッフォーラ」（ジーノ・ソルビッロ＆ペッペ ナポリスタカ）

　日本橋高島屋の8階催会場で9月2日（火）、イタリアの食文化や特産品などを展開する恒例の「2014　TAKASHIMAYA　イタリアンフェア」が開催される。

【画像】シチリア豚をメーンディッシュとした日本橋高島屋限定コース料理

　日伊両国の交流の発展を目的に1956（昭和31）年、百貨店で初めて外国の、イタリアの催事を開いた同店。以来、回を重ねるごとに内容や規模を拡充し、これまでさまざまな地域を特集し、本場の文化や美味、暮らしを紹介してきた。

　今回は南イタリアを特集。日本初登場の味を中心に、南イタリアならではの食文化、伝統製法、郷土料理など食をメーンにリビングや雑貨まで紹介する。会場内の特設ステージでは実演セミナーや講習会などのイベントを実施。カンツォーネやアコーディオンのコンサートも開く。

　目玉は２つのイートイン。まずは、今回日本初登場となる1935年創業のナポリのピッツァ専門店「ジーノ・ソルビッロ」オーナー、ジーノ・ソルビッロさんと、2014年イタリアのレストランガイド「ガンベロロッソ」で、日本のピッツェリアとして唯一紹介された神谷町の人気店「ペッペ ナポリスタカ」オーナーシェフ、エッリキエロ・ジュゼッペさん（通称ペッペさん）がコラボレーションし、「ジーノ・ソルビッロ＆ペッペ ナポリスタカ」としてイートインを出店。イタリア産トマトや水牛のモッツァレラを使い、フワッとモチモチした食感に焼き上げた「マルゲリータ・ブッフォーラ」（1人前1,944円）といった日本橋高島屋限定メニュー3品など、各種メニューを提供する。

　もう一つのイートインは、イタリアプロフェッショナル協会から「マエストロ」の称号を得ている石崎幸雄シェフが総料理長を務めるリストランテ「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」。赤身の柔らかさ、サラリとした口溶けながら肉のうま味も感じられるというシチリアの土着種で、今年日本に初輸入されたばかりの希少銘柄豚「シチリア豚」を使った5品のコース料理「日本高島屋限定ラ・ヴィータスペシャルコース」（1人前5,400円）を提供する。「ワタリガニのリングイネ」を含むメニューも用意。

　日本初上陸となる創業1875年の老舗「マーリオ」は人気ビターチョコレートを日本橋高島屋限定で販売するほか、シチリア島東南のモディカから創業1880年の老舗ドルチェリア「アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート」が手掛ける古代チョコレート、プーリア州アンドリアから初登場の「ムッチ」が手掛ける、プーリア州特産のアーモンドを使ったカラフルでかわいいコンフェッティ（砂糖菓子）なども販売する。

　ほかにも、カンパーニャ州の三つ編み型をした水牛のモッツァレラチーズをはじめ、シチリア州「デリエラ」のかんきつを加えたエクストラバージンオイル、シチリア州「トリマルキ」のブラッドオレンジのマーマレードなども登場。

　ワインは南イタリアを中心に幅広く展開。シチリア島でヴァレンティーナ女史により2007年に設立された「ユーデカ」、サルディーニャ島で2009年に創業された「スエンツ」の日本初登場ワインな、ど約300種類を用意する。

　会期は同8日（月）まで（最終日は18時閉場）。

濃厚なカカオの香りと、独特のシャリ感の南イタリア伝統のチョコレート（関連画像）日本橋高島屋