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新ブランド「mamerche（マメルシェ）」の商品イメージ

　米菓メーカー中央軒煎餅は、そごう横浜店の地下2階和菓子売り場に構えるあられ・おかきブランド「中央軒煎餅」の店舗を一部改装し、新ブランドとして「マメおかき」の専門店「mamerche（マメルシェ）」を4月8日（火）にオープンする。「中央軒煎餅」は商品ラインアップを絞り販売。

【画像】商品ごとに食べ方（合わせるドリンク、シーン）を提案

　豆を使ったおかきを得意とする同社が、「豆おかきの視野を広げ、多彩な味わいで、新しい豆おかきを提案することで、日常的により手軽に米菓子に親しんでほしい」（同ブランド開発担当者）と開発した同ブランド。コンセプトは、「パリのマルシェのようにファッショナブルでわくわく感のある『マメおかき』の専門店」。ブランド名は「豆（マメ）」＋「マルシェ」の造語。

　店舗は、カラフルなパッケージが映えるよう白いタイル素材を使い、ヨーロッパモダンを取り入れた、活気あふれるマルシェを思わせるデザインで仕上げた。

　取り扱うのは、女性を意識し、黒豆や白大豆、ピスタチオ、ピーナツ、アーモンド、コーヒー豆の6種類の豆とナッツ類を原材料に使った豆おかき。国産のもち米を合わせ、天然の塩やしょうゆなどで味付けするほか、抹茶やチーズ、チリペッパー、キャラメルシュガーなどほかの素材を組み合わせたバラエティーあふれる味わいが特徴。スティックタイプやスクエアタイプなど、素材の味を生かした形や大きさに仕立てる。価格帯は300円〜380円。

　商品は、軽やかなスティックタイプに仕上げた「黒豆おかき しお味」（5個入り＝350円）をはじめ、3種のチーズ（ゴーダ、チェダー、ブルー）で味付けた「大豆おかき チーズ」（4袋入り＝350円）、キャラメルシュガーで味付けた「大豆おかき キャラメルシュガー」（2袋入り＝380円）、ピスタチオの風味を生かして焼き上げた「ピスタチオおかき しお味」（8個入り＝350円）、ピリ辛味の「ピーナツおかき チリペッパー」（2袋入り＝350円）、香りを楽しめる「アーモンドおかき アールグレイ」（8個入り＝300円）、クリームのコクと砂糖の甘み、コーヒーの苦みが味わえる「コーヒー豆おかき カフェオレ風味」（2袋入り＝380円）など12種類。定番商品に加え、季節に合わせた期間限定の味を展開するほか、母の日や父の日、ハロウィーン、クリスマスなど歳時記に合わせた限定商品も展開する。

　商品コンセプトに合わせ、パッケージもカラフルでかわいらしさを取り込む。6種類の豆、ナッツ類に合わせ6人のフランス人キャラクターを設定。外袋はフランスカラ―や素材をモチーフにしたパッケージデザインで、楽しさとおしゃれ感を演出する。中身の商品は全て個包装・小袋入りで、食べきりサイズや鮮度保持に気を使った包装に。。店頭ではおしゃれなバッグタイプのパッケージや詰め合わせ箱も用意し、自家需要のほか、カジュアルギフト需要も視野に入れる。またキャラクターを生かし、ドリンクとの組み合わせを提案しながら、具体的な時間帯やシーンでの食べ方を促す。ターゲットは40代前後の女性。

　「米菓子メーカーとして基本のおかき・あられにこだわりつつも、かわいくておしゃれで楽しい豆おかきブランドなので、一人でも多くの方に足を運んでほしい。『ちょっと幸せになれる』ような売り場と商品を提案していきたい」とブランド開発担当者。

　オープニング記念セットとして今月20日（日）まで、全12種類が楽しめる限定セット1,000円）を用意する。今後、百貨店を中心に展開する予定。
（※文中の商品価格は、本体価格を表示）

そごう横浜店「マメルシェ」店頭（関連画像）中央軒煎餅〜mamerche（マメルシェ）そごう横浜店