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生誕100周年を迎えた「森永ミルクキャラメル」とのコラボスイーツ（左：エクレア、右：プチケーキ）

　日本橋三越本店の本館正面入り口にライオン像が設置されてから100年を迎える今年を記念し、同店では4月1日（火）より、「三越ライオン像100歳」を祝う企画として、ライオンにちなんだ商品の販売やイベント、展示などを期間限定で行う。

【画像】「菓匠花見」の日本橋三越本店限定菓子

　青銅製の2体のライオン像が同店に設置されたのは1914（大正3）年。本館完成に合わせて、当時経営トップだった日比翁助が「勇気と気品、度量の象徴」として設置。関東大震災や太平洋戦争を乗り越え、三越のシンボルとして現在も多くの人々に親しまれている。

　三越伊勢丹大誕生祭（同日〜同15日開催）の一環として行う今回の企画。期間中、同店地下倉庫に保管されている5体のライオン像が銀座線口や中央ホールなどに登場するほか、さまざまな素材で作られたライオン像の設置、期間限定カフェの開設、ライオン像の歴史紹介ビデオ上映なども実施。全館挙げて、各売り場でもさまざまなライオンモチーフの商品が登場するなど「ライオン尽くし」のイベントとなる。

　本館7階催物会場では、全国から菓子の老舗67社が集結する同店の名物催事「第68回菓子銘菓展」（同日〜同7日開催）を実施。熊本「お菓子の香梅」製作によるチョコレート製等身大ライオン像を設置するほか、「平安堂梅坪」「赤坂青野」「彩雲堂」「鶴屋八幡」「両口屋是清」など18社がライオンをモチーフにした菓子を限定販売する。

　中でも見どころは、ライオンにちなんだ和洋菓子や弁当を多彩に展開する食品売り場。驚きのデザインやこだわりの希少パッケージなども登場し、そのアイテム数は約50種類にも及ぶ。

　三越ライオン像同様、生誕100周年を迎えた「森永ミルクキャラメル」。コラボ商品として販売するのは、ミルクキャラメルのやさしいコクとまろやかなうま味を生かし素材として使い、ライオンをモチーフにした「森永ミルクキャラメルエクレア」（1個315円）や、「森永ミルクキャラメルプチケーキ」（1個417円）を本館地下1階銀座線口で販売。さらに100年前の菓子缶を復刻、三越ライオン像100歳とコラボさせた記念缶や、森永製菓の特別な人気商品なども併せて販売する。

　和菓子売り場では、「菓匠花見」がライオンの顔をモチーフに、こし餡（あん）を練りきりで包んだ上生菓子「雷音」（1個300円）を販売。翼のあるライオンの絵柄入りカステラ（文明堂 日本橋）、ハートフルライオンの焼き印入りどら焼き（KITAYA六人衆）なども登場する。また「菓遊庵」では、「御菓子つちや」がライオン像を6センチサイズに縮小し、5種類の味わいのようかんに仕立てた　　「ライオン羊羹 威風百々（いふうどうどう）」（1個325円）を販売するほか、月餅（げっぺい）（新宿中村屋）、あめ細工（あめ細工 吉原）などが登場。

　洋菓子売り場では、イベントスペースに期間限定出店する「パティスリー トゥルモンド」が、ナッツクリームをライオン顔のメープル風味クッキーでサンドした「らいおんさんど」（1個278円）を販売する。「ブールミッシュ」はスマイルライオンのマカロンを販売。約100年前に顧客に配布した絵はがきをモチーフに記念缶をデザインし、「ウエスト」「彩果の宝石」「モロゾフ」「本高砂屋」など10ブランドが「洋菓子獅子記念缶」（1缶1,000円〜、限定7000点）も登場する。

　和総菜売り場では、ライオンモチーフのキャラクター弁当（壺屋、両国茶屋、たもかみ）、のり巻き（なだ万厨房）、メンチカツサンド（まい泉）などが登場。

　期間は同8日（火）まで。
（※文中の商品価格は、本体価格を表示）

「御菓子つちや」のライオン像にちなんだようかん「パティスリー トゥルモンド」の日本橋三越本店限定菓子日本橋三越本店