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竹皮で包んだ「醤油蜂蜜かりんとう」（大分県由布市／湯布院醤油屋本店）

　京王百貨店の7階大催場で2月27日（木）、九州7県の美味や工芸品などを集結した「大九州展」が始まった。

【画像】初登場、佐賀「SHOGETSUDO」が新宿店限定販売する白いイチゴを使ったケーキ

　新宿店開店50周年記念ということもあり、今回は「おんせん県」としても話題の大分県を特集。会場内で手湯や泥エステの体験コーナーを楽しめるほか、生産量日本一を誇るカボスや干しシイタケなど名産品の販売、湯布院や別府などの人気商品も取りそろえる。福岡・豚骨ラーメンの人気店をはじめ、京王新宿店先行販売となる新商品、新宿店限定販売のスイーツ、鉄鍋ギョーザやもつ鍋など九州ならではのご当地グルメも展開。会場には熊本県営業部長「くまモン」や「うさからくん」「カボたん」（大分県）など九州のご当地キャラクターも日替わりで来場し、イベントも行う。出展店舗数は全85店（うち食品は58店）。

　大分特集で注目の美味は、湯布院の観光名所「湯の坪街道」の中央に店を構えるしょうゆ専門店「湯布院醤油屋本店」が初登場。しょうゆを加えた蜜で仕上げた、手びねりの「醤油蜂蜜かりんとう」（1袋12本入り＝500円）を販売する。しょうゆが蜜の甘みを一層引き立たせた甘辛い味わいで、厚みがあり、ザクッとした食感が特徴。さらに、カボスやユズ果汁を合わせたしょうゆ、しょうゆダレで煮詰めた焼きにんにく、しょうゆスイーツなども販売する。

　別府八湯の一つ、明礬（みょうばん）温泉にある老舗旅館「明礬温泉 岡本屋」の名物プリン「地獄蒸しプリン」（1個260円、各日限定30点）も初登場。温泉や噴気がわき上がる様子を別府では「地獄」と呼び、一つ一つ手作業で仕上げその噴気で蒸して作ったもの。固めの食感で、卵の濃厚な味わいと苦みのあるカラメルソースが特徴。

　今回、博多に本店を構える豚骨ラーメンの人気店「博多一幸舎」がイートインに初登場。福岡県産のしょうゆと魚介の出し汁をブレンドしたコクとうま味のある濃厚スープに、モチモチした自家製細麺を合わせた看板メニューの「博多豚骨ラーメン」（840円）をはじめ、秘伝のタレに漬け込んだ特製チャーシューとネギの「特製ネギチャーシューメン」（1,050円、各日限定50点）、自家製めんたいこ油を使った本店限定メニュー「博多赤ラーメン」（945円）を提供する。

　同店先行販売の新商品では、長崎・佐世保市「豊味館」が販売する、トロトロに軟らかく煮込んだ牛1頭分の特大牛テール肉が丸ごと入った「プレミアム牛テールカレー　カーニバル」（別添えスパイス付き、1袋2人前＝2,100円、限定500点）。鹿児島「カルビー鹿児島工場」は、栗のような甘さが特徴のサツマイモ「栗黄金」を使い、カルビー独自のフライ製法でサクッとした食感に仕上げた「おさつほっこりスティック栗黄金」（108グラム＝1,050円）を販売する。

　今回初登場する佐賀・唐津の人気菓子店「SHOGETSUDO」も、唐津で栽培される白いイチゴ「雪うさぎ」のムースや生クリーム、アーモンド、ピスタチオのスポンジ生地などを7層に重ね、イチゴ風味のチョコレートでコーティングし「雪うさぎ」を1粒トッピングしたケーキ「雪うさぎ」（1個525円、各日限定30点）を同店限定販売する。

　会期は3月5日（水）まで（最終日は15時閉場）。

京王百貨店新宿店