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「レモン祭り」フェアの商品ラインアップ

　「ドンク」が手掛けるベーカリーブランド「マリー・カトリーヌ」の京阪百貨店を中心とする全9店で2月15日（土）より、「レモン祭り〜Fête du citron〜」フェアが初めて行われる。

【画像】パン以外でフェアにラインアップされた、レモンの花の蜂蜜

　春の訪れを告げる祭として、毎年2月〜3月にイタリアとの国境に位置する仏コート・ダジュール地方マントンで開催される一大イベント「レモン祭り」（今年は2月15日〜3月5日実施）。町の振興を目的に1895年に始まった同祭も、現在では数十万個のレモンやオレンジを使った巨大オブジェやパレードなどが登場するなど、町全体がレモンと音楽であふれるイベントへと変容。祭りの時期には世界中から観光客が訪れるという。

　今回フェアを企画したのは、1905年の創業当初から本格的なフランスパンの製造・販売に携わってきた「ドンク」として多彩なフランスの食文化をアピールするためで、本場の祭り開催時期に合わせてフェアを行う。「レモン祭りをパンで体感していただければ」と、南仏の伝統的なパンのほか、レモンやオレンジを使ったオリジナル商品などを展開する。

　商品は、南仏の伝統菓子、トロペジェンヌを菓子パンアレンジし、レモンピール入りのソフトな生地になめらかで軽いクリームをサンドした「レモンのトロペジェンヌ」（231円）をはじめ、牛乳入りのパンにハニーレモン味の練乳クリームをサンドした「レモンのミルククリームスティック」（168円）、南仏の家庭料理、ラタトゥイユをパン生地で包み、祭りが行われるマントンの太陽をイメージし、チーズをかぶせて焼き上げた「マントンの太陽」（263円）、レモンを使ったタルト生地の中にはレモンピールとホワイトチョコを入れ、蜂蜜漬けしたレモンスライスをトッピングし焼き上げた「レモンのタルト」（8分の1カット＝231円）など10種類。レモン畑で採蜜されたハチミツ「レモンのはちみつ」（347円）も販売する。

　期間は今月末の同28日（金）まで。

マリー・カトリーヌ