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青森のB級グルメ、十和田バラ焼き（道の駅 奥入瀬）

　阪神梅田本店の8階催場で8月28日（水）、東北の美味を集めた「阪神の東北6県物産展」が始まる。

【画像】会津地鶏・会津産豚などを自家製ソースで食べる「串鶴」の串かつ

　震災から2年半経過したもののまだまだ復興に時間がかかっている現状から、東北各県のご当地グルメをそろえ、「食べて応援」を打ち出す。会場には約60店が出展しイートインを設けるほか、「ちょっと食い」できるイートスタンド「立ち食い東北コーナー」も併設。青森の奥入瀬源流水を使った「奥入瀬ビール」と共に、できたての名物を味わえる。併せて、初日には各県の名物を温泉地から旅館のおかみや「ゆるキャラ」が来場。ご当地グルメを紹介するほか、各地の観光PRキャンペーンイベントも実施する。

　見どころは、6県から登場する、ご当地麺やご当地飯。秋田「秋田比内や」は比内地鶏を使ったとろとろ親子丼をイートインで提供するほか、イートスタンドには盛岡「ぴょんぴょん舎」の冷麺、山形の人気駅弁「牛肉どまん中」、宮城「利久」の牛タンを盛り込んだ弁当が登場する。

　注目は、今回初登場となる青森「長尾中華そば」が手掛ける、話題の津軽煮干しラーメン。鶏と豚のガラのスープに4種類の煮干しをブレンドしたスープを合わせた、脂の少ない透き通る褐色のスープにツルツルシコシコした食感の麺で食べる、煮干しのうま味たっぷりの「あっさり煮干し中華そば」（1人前701円）をイートインで提供。福島の「井戸川商店」も初登場し、モチモチの極太麺に、豚肉とシャキシャキのもやし、甘めのこってりした濃厚ソースで味付けした「なみえ焼そば」（1人前525円）も販売する。

　イートインスタンドには、青森のB級グルメ「十和田バラ焼」（501円）をはじめ、山形の米沢牛を使ったコロッケ、福島の会津地鶏・会津産豚などを自家製ソースで食べる串かつ、岩手「小岩井農場」のソフトクリームなども登場。

　海の幸を使ったご当地飯では、岩手のアワビやウニ、イクラを盛り込んだ「あわびと海鮮づくし丼」（1人前1,680円）のほか、秋田「妙見」のハタハタをすしに仕立てた「焼はたはた姿寿司折詰」（1人前1,890円）、青森「マルヒ榎本商店」のウニのうしお汁で炊いたご飯にウニをたっぷりのせた「漁師のうに飯 特選」（1人前1,575円）などを販売する。

　そのほか、朝ドラで話題の「まめぶ汁」をはじめとする三陸鉄道にちなんだ名物やグッズ、南部せんべいや笹かまぼこ、玉コンニャクなど東北各地のご当地フード、各地の地酒などをそろえる。

　会期は9月3日（火）まで（最終日は17時まで）。

岩手山南麓で育った乳牛から搾った、濃厚ミルク味ソフトクリーム（関連画像）阪神梅田本店