ヘッドラインニュース
横浜高島屋に米菓ブランド「桐乃坂中央軒」−百貨店初、期間限定出店
(2013年08月08日)
横浜高島屋の地下1階和菓子売り場に現在、米菓ブランド「桐乃坂中央軒」が期間限定出店している。百貨店への出店は今回が初めて。手掛けるのは、直営店29店を含め全国約350店に商品を展開し、今年で50周年を迎えた米菓メーカー「中央軒煎餅」。
【画像】日本古来の4色(赤・黒・白・青色)にちなんだあられ
日本の伝統菓子を継承し、原料となるもち米や副素材、仕上げの調味料にこだわり、「日本を代表するおかきブランドへ」と2011年10月、東京・上板橋で誕生した同ブランド。ブランド名は「中央軒煎餅」のルーツとなる「赤坂中央軒」にちなみ、400年前に憩いの地として親しまれた赤坂溜池周辺に数多く植えられていた縁起のいい「桐の木」に由来する。
米菓商品には、宮城県産「みやこがねもち」や山形県産「ヒメノモチ」、北海道産「きたゆきもち」をブレンドし、濃厚なもち米の香りを打ち出す。奥行きや食感を表現する副素材には、静岡県駿河湾由比港で水揚げされた桜エビ、千葉県金田漁港で採れた天然ものが混ざった青混ぜのり、丹波地方でとれた丹波黒豆、イタリアのエミリア・ロマーニャ地方のチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」などを厳選。有機栽培による国産大豆のしょうゆや伊豆大島の天日塩、国産原料100%の「三河みりん」など、安全で自然の力を使い手間暇かけて作られた調味料を使う。「霜柱」のようなザクッ、ザクッとした「粗めながらも軽い歯こぼれ」の食感にこだわり、化学調味料を使わず素材本来のうま味を引き出す。
商品は、米としょうゆにこだわったシンプルな大判おかき「米の幸」(しょうゆ、のりふり、くろまめ、各1枚157円)をはじめ、副素材を引き出す薄さにこだわった「結の音」(アーモンド、海苔、1個525円)、日本古来の赤・黒・白・青色にちなんだ「和の色」(桜えび、黒糖黒豆、パルミジャーノチーズ、昆布、各1箱472円〜)と、月替わりの「和の色 暦」(8月は「七味唐辛子」、9月は「山椒」、各1箱525円)、玄米を使った揚げあられ「祝の玄」(玄米大豆、玄米桜えび、各1箱420円)の4グループ、全12種類を展開。それぞれ個包装し、単品売りのほか詰め合わせギフト商品も用意する。
これまでも「桐乃坂中央軒」として、全国の高島屋では食品売り場「銘菓百選」コーナーに加え、中元ギフトなどで商品の取り扱いがあった。今回の期間限定出店について、「『桐乃坂中央軒』のコンセプトや商品などを評価していただき、横浜店への出店がかなった」と中央軒煎餅商品部の北岡睦紀さん。「まだまだ認知されていないブランドなので、期間限定出店でトライアルしブランドを広めていきたい」と意気込む。店頭では「食べていただき、素材の良さと本当においしいおかきを知っていただきたい」と試食に力を入れ、商品をアピールする。
出店期間中、定番商品をセレクトし詰め合わせた「桐乃坂中央軒お試しセット」(1,575円、毎日限定15点)を特別販売。来店客(毎日先着50人)には「米の幸」1枚を進呈する予定。
出店期間は9月30日(月)まで。
横浜高島屋桐乃坂中央軒
アーカイブ
阪神梅田本店で「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−「特製ふたつ星弁当」など250種 阪神梅田本店8階催事場で1月24日(火)、名物催事「阪神の有名駅弁…
松屋銀座「バレンタインワールド」に全81ブランド−日本人ショコラティエ&国産素材に注力 松屋銀座でバレンタイン商戦が始まっている。8階イベントスクエアぁ
トルコ発「ナーディル・ギュル」「ディヴァン」、松屋銀座にアジア初の常設店 松屋銀座・地下1階洋菓子売り場に11月11日(金)、トルコ・イスタァ
松屋銀座デパ地下に冷凍食品コーナー「ギンザフローズングルメ」新登場 松屋銀座地下2階生鮮売り場の一角に8月31日(水)、冷凍食品コーナ…
横浜高島屋デパ地下で代替肉「大豆ミート」のフェア−総菜・パンなど限定品約40種 横浜高島屋地下1階食品売り場で2月16日(水)より、代替肉の大豆ミ…