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長崎和牛のロースとサーロインを使った「レモンステーキミックス弁当」（ホテル咲都）

　小田急百貨店新宿店の本館11階催物場で7月17日（水）より、長崎の味を集めた「長崎の物産展」が始まった。

【画像】茂木びわを使った「茂木一○香」の長崎銘菓

　35店（うち食品は26店）が参加する同展。長崎独特の「和・華・蘭」文化にはぐくまれた、「長崎中華街 蘇州林」の長崎ちゃんぽんや「岩崎本舗」の角煮まんじゅう、「松翁軒」のカステラなどなじみのある名物のほか、長崎県特産のビワを使った涼菓や室町時代から伝わる伝統すし、長崎和牛を使った弁当など多数取りそろえる。名産品を毎日ワンコイン（500円均一）で販売する「日替わりサービス」も行う。

　今回注目の味は、「ホテル咲都」が実演販売する「レモンステーキミックス弁当」（1折1,575円）。「肉本来のうま味を持つ赤身と、まろやかな味わいの脂身との絶妙なバランスが特長」という長崎和牛。そうした長崎和牛のロースとサーロインを、ホテルならではのさっぱりとした「特製レモンステーキソース」で焼き上げ、ご飯の上に敷き詰めた。

　室町時代に大村氏の軍勢が勝利を収めた際、領民が兵に差し出した歓迎の料理が始まりだといわれている「大村寿司」（1折840円）は「平野屋」が手掛ける。甘みの利いた二段重ねの酢飯に、シイタケやかんぴょう、味のり、削り節、小魚、ゴマ、昆布の具を挟み、錦糸卵をたっぷり盛り付けた。

　涼菓では、日本有数のビワの産地、茂木市に店舗を構える老舗「茂木一○香（もぎいちまるこう）」が手掛ける「茂木びわゼリー」（1個262円）が登場。茂木びわを丸ごと1つ使い、ゼリーに閉じ込めた。

　そのほか、昨年の同店開店50周年記念・特別限定品として販売した「レストラン 蜂の家」の「揚げカスタードクリームコーヒーパン」が、今回もカレーパンとともに再登場。「長崎ぶたまん 桃太呂」の豚まんや、五島列島の天然おにさばを使った「五島鬼鯖棒鮨」なども販売する。

　「日替わりサービス」では、「長崎明治屋ハム」のハンバーグや豚のしょうが焼きなどが入ったお楽しみセットをはじめ、「浜崎製麺所」の五島うどん、「ナガスイ」のサバやアジを使った茶漬けセットなどが数量限定で登場。

　会期は今月23日（火）まで（最終日は17時閉場）。

小田急百貨店新宿店