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キュウリソルベ（ルチアーノ）

　プランタン銀座の本館地下2階フーズフロアで7月9日（火）より、初めての「キュウリビズフェア in GINZA」が始まった。

【画像】プランタン限定キュウリ入りカレーメニュー

　JA全国農業協同組合連合会（全農）東北6県本部（JA全農福島、JA全農あきた、JA全農山形、JA全農みやぎ、JA全農いわて、JA全農あおもり）と共同で行う同フェア。｢キュウリビズ｣（＝きゅうりでクールビズ）とは、2006年にJA全農福島が、塩分排出や利尿効果があり、体を冷やし水分補給もできるキュウリを食べて暑い夏を乗り切ろうと「クールビズ」をヒントに考案した造語。この「キュウリビズ」をキーワードに、JA全農東北6県本部は2008年より、露地栽培の夏キュウリのアピールと消費拡大を促進するためのさまざまな活動を行っている。今回のフェアでは、「キュウリを食べてクールダウンしよう」と、近隣施設のマロニエゲートと合同で東北産のキュウリを使ったオリジナル商品を打ち出す。

　同店は5月より、女性のクールビズファッションを提案する「Cool Beauty Styl（クールビューティースタイル）フェア」を開催。JA全農東北6県本部が取り組む「キュウリビズ」に賛同。「クールビューティースタイルフェア」の第2弾として今回の企画に参加することで「食のクールビズ」を発信し、東北産キュウリの消費促進にも貢献したいという。

　同フェアには8店舗が参加し、趣向を凝らした8種類の商品を展開。本館2階の「サロン・ド・テ アンジェリーナ」からのキュウリを使った夏らしいメニューも含む。

　ジェラート専門店「ルチアーノ」は、ペースト状にしたキュウリにレモン果汁を加え、さっぱりとした味わいに仕上げたシャーベット「キュウリソルベ」（361円）を販売。フレッシュジュース専門店「ベビブレ」はキュウリをベースに、小松菜やパイナップル、バナナなどの野菜とフルーツをミックスしたスムージー「ベジキュウリ」（501円）をそろえる。

　イートインを併設するショップでは、カレー専門店「アジアン"C"カリー ヤミツキ」が、ひき肉や豆、野菜をベースにスパイスを利かせて仕上げたキーマカレーに、チーズでフォンデュしたキュウリをトッピングした「キュウリフォンデュ キーマカリー」（930円）を販売。ベトナムのフォー（米麺）専門店「コム・フォー」はピューレしたキュウリとトマトのソースのベトナム米麺に、新鮮なキュウリをトッピングした「キュウリとトマトのサラダ麺」（780円）を用意する。

　キュウリを使ったオリジナル商品について、同店広報の飯塚久美さんは「サラダなどでは生野菜としてよく使われるものの、料理メニューはまだしも、スイーツメニューへ使うのはなかなか難しいようだった。シャーベットではキュウリ独特の風味を残しつつ、どう甘めに仕上げるか、カレーではどうキュウリの食感を残すか、ゼリーではキュウリの色をどう引き立たせるかなど、どの店も完成までに試行錯誤があったようだ」と振り返る。

　フェア初日の9日（火）には、オープニングイベントを本館1階正面口で実施。東北6県から浴衣姿の「東北きゅうり美人」が来店し、「キュウリビズセット」（＝東北産キュウリとドレッシングのセット）を3回（12時〜、15時〜、17時30分〜）で合計1000人に進呈する。

　会期は今月21日（日）まで。

プランタン銀座