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「Ryo 涼」をテーマにした「水風船チョコとミントゼリーのベリーヌ」

　伊勢丹新宿店の本館6階催物場で7月3日（水）より、夏スイーツの一大イベント「COOL＆COOL! SWEETS COLLECTION　涼とモードの“クール”スウィーツ」が初めて開催される。

【画像】「Iki 粋」をテーマに、夏のTOKYOモードを表現したスイーツ

　「涼・冷」で食べる夏スイーツを、伊勢丹ならではの切り口として、甘いだけではない「COOL（＝かっこいい）」と涼感のある「COOL（ひんやり）」の両面で提案する同イベント。会場には、ファッション感覚の「モード」、ドリンクまたはフルーツとスイーツの組み合わせによる「マリアージュ」、各国のスイーツから日本の伝統涼菓まで網羅する「ワールド」と3つのキーワードで新感覚のスイーツを取りそろえる。出展ブランド数は19ブランド。

　冬には、ショコラの催事「サロン・デュ・ショコラ」で大きな盛り上がりを見せるのに対し、夏のスイーツイベントは特になかったため、「夏にもお客さまにスイーツを楽しんでいただけるイベントを、と企画した」と洋菓子担当バイヤーの吉澤奈穂さん。夏の涼菓の「COOL」をさらに発展させ、「『COOL＝かっこいい、ファッショナブルな、モード』キーワードを掛け合わせたスイーツを提案しよう」と企画誕生が決まったという。

　キーワード「モード」で登場するのは、製菓専門のスクール「レコールバンタン」による同展限定販売のスイーツ。同スクールではスイーツのトレンドを発信するコレクションを毎年開き、有名パティシエや専属のシェフや学生たちが作る最新のスイーツを発表している。「コレクションは、ファッション性にあふれた最先端の『モード』なスイーツばかりで注目していた。これまでは残念ながらそれらを購入することはできなかったが、『Artistic Sweets Collection ‘13（以下ASC）』では“Bon Voyage！（ボン ボヤージュ！）〜Sweets & The City〜”…世界の発信都市をテーマに発表したスイーツを初めて提供できることになった」と吉澤さん。

　「TOKYO」をイメージして販売するのは、「Ryo 涼」をテーマに、夏の爽快感をミントゼリーと水風船チョコで表現したベリーヌ「水風船チョコとミントゼリーのベリーヌ」（1個581円）、赤ちょうちんが揺れる日本の「Iki 粋」をテーマに提灯（ちょうちん）モチーフのチョコボールとミルクムースのガトー「提灯チョコボールとマンゴーソースのミルクムース」（1個521円）、静かで穏やかな時間が流れる「Zen 禅」をテーマに、夏の風物詩「竹」をホワイトチョコレートで表現した「竹チョコとパッションクリームのエクレア」（1個381円）。いずれも各日限定50点。

　キーワード「マリアージュ」では、「プルプル」「シュワシュワ」「つるん」などさまざまなドリンクやフルーツに合わせ一緒に食べることで生まれる味わいや食感を楽しめるスイーツ。シードル＆ガレットや、ベトナムの伝統的な甘味「チェー」のアレンジスイーツ＆モヒート（ノンアルコールもあり）をイートインで提供する。

　キーワード「ワールド」では、日本・アメリカ・イタリアのスイーツを展開。木村秋則さんによる完全無農薬栽培のりんご「奇跡のリンゴ」を青森・津軽「中村醸造元」が丸ごとパイ生地で包み焼き上げた「奇跡のリンゴ アップルパイ『りんごボンズ』セット」（紅玉、ふじ、1セット4,830円、限定100点）が初登場するほか、抹茶＆新茶葉入り氷を削ったかき氷、イタリア「BABBI」のソフトジェラート、ビバリーヒルズ発フローズンヨーグルト「スノーラ」なども登場。

　会場ではスイーツに合うドリンクを展開。リンゴを使った「シードル」や洋ナシの「ポワレ」などスパークリングタイプの果実酒をはじめ、ノンアルコールドリンクも用意する。

　会期は同8日（月）まで（最終日は18時閉場）。同イベント開催に合わせ、本館地下1階食品フロア各売り場でもさまざまな「COOL」スイーツを販売する。

「Zen禅」をテーマに、夏のTOKYOモードを表現したスイーツ（関連画像）伊勢丹新宿店