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「どろぶた」のハム＆ソーセージ（帯広/ランチョ・エルパソ）

　小田急百貨店新宿店の本館11階催物場で5月29日（水）、初夏の北海道グルメを集結する人気催事「創業記念　北海道物産展」が始まる。出展店数は初登場も含め57店（うち食品は約50店）。

【画像】十勝・清水町「ドライブインいとう本店」がイートインで提供する小田急限定メニュー

　海の幸や山の幸を取り入れた名物グルメや、老舗から人気店まで話題の北海道スイーツ、道東の野付半島にある道の駅で人気の定食を特別仕立てにした弁当などを販売するほか、同店恒例の日替わりサービスを実施。さらに、畑作や酪農を中心とした農業が盛んな「十勝」を特集し、ソーセージなどの加工食品やチーズ類、人気洋菓子店の名物スイーツなどを販売する。

　今展の注目は「十勝特集」。帯広「ランチョ・エルパソ」は、自社牧場で放牧しながら育てたうま味とコク、甘みのある「どろぶた」を使ったハム、ソーセージを取りそろえる。表面にカマンベールチーズのような白カビが付いた真っ白な「どろぶた白サラミ」（100グラム当たり＝1,050円）をはじめ、「どろぶた500日熟成プロシュート」（同＝1,750円）、「どろぶたボンレスハム」（同＝300円）を販売。

　十勝・清水町「ドライブインいとう本店」は今展もイートインに登場。肉厚な豚丼に、トキシラズとアスパラ1本を組み合わせた小田急限定「旬采豚丼」（1杯1,400円、各日限定50点）を特別提供する。

　同じく十勝・清水町より今展初登場となる「十勝スロウフード」は、ボーンフリーファームで飼料にこだわり、放牧中心でストレス無く肥育された牛の肉を、スパイスを使わず素材そのものの味が楽しめるようフレークに仕立てた「牛とろフレーク」（200グラム入り＝2,310円、各日限定150点）を販売する。

　十勝グルメではほかにも、「十勝野フロマージュ」の田楽みそに漬けたカマンベールチーズをはじめ、観光客や地元住民にも人気の「ハッピネスデーリィ」の自家製乳を使った生ソフト、希少性の高い八角の一夜干し、近海物のタラコ、「柳月」のバームクーヘンなどを取りそろえる。

　イートインで特別提供する小田急限定メニューには、旬の「アスパラガス」「時鮭（トキシラズ）」を使う。札幌「らぁめん道場 黒帯」は「カムイ時鮭醤油らぁめん」（ミニライス付き、1人前1,050円、各日限定100点）を、札幌「すし処 対州」は「海と大地の旬握り」（1人前2,600円、各日限定50点）を提供。

　野付半島の別海町にある「道の駅 おだいとう」で人気の定食は、近海で捕れた肉厚で甘みの強いホッキ貝を使った「ジャンボホッキ貝ステーキ定食」。今展では特別に弁当に仕立てた「別海ジャンボホッキ弁当」（1折1,260円、各日限定100点）を実演販売する。千歳「美食千歳」もトキシラズやアスパラガス、ムラサキウニなど道産素材7種類を盛り付けた小田急限定「道旬“時の風”弁当」（1折1,365円）を実演販売。

　そのほか、人気洋菓子店「小樽洋菓子舗 ルタオ」の人気スイーツ「宇治抹茶ドゥーブルフロマージュ」をソフトクリームにアレンジした「抹茶サンデー」（1カップ525円）が登場するほか、奥尻島ワイナリー、岩見沢・宝水ワイナリーが初出店。また、「お買得商品」を販売する恒例の日替わりサービスも行う。

　会期は6月4日（火）まで（最終日は17時閉場）。

別海町「道の駅 おだいとう」の人気定食を弁当に仕立てた一品（関連画像）小田急百貨店新宿店