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石窯ロングウインナーパン（左）とメロンパン（右）（稲毛/ル・マタン）

　そごう千葉店6階の催事場で5月28日（火）より、県内グルメを集めた「千葉県の観光と物産展」と地元素材を生かしたスイーツの祭典「ちばスイーツフェスティバル 2013」が始まる。

【画像】芝山町「花祭り本舗」が実演販売する、郷土料理「花ずし｣2種

　同日から千葉県民の日の6月15日（土）まで、県内の美味や技を通じて「千葉」を再発見する「Discovery Chiba 千葉再発見キャンペーン」の一環として開くもので、両展で展開する地元産品を通じて「食育」「郷土愛」の醸成、フードマイレージ減少による環境活動推進を図るのが目的だ。

　「千葉県の物産と観光展」会場には、地元で人気の味や話題の味など、初登場3店を含めた19店が出展する。

　県内で5店舗を手掛け、独自製法により石窯の特長を生かしたハード系の焼きたてパンを中心に展開する稲毛「ル・マタン」が初登場。店で一番人気だという「石窯ロングウインナーパン」（辛口、約80センチ＝460円、各日限定100点）や、外はサクッと、中はしっとり柔らかい「メロンパン」（1個120円、各日限定200点）を販売する。

　成田のうなぎ専門店「川豊（かわとよ）」が、創業当時から継ぎ足した薄甘口の秘伝のたれで焼き上げた「上うなぎ弁当」（鹿児島県大隅産：養殖、1折2,835円、各日12時〜）を実演販売。房総地域の伝統食である｢花ずし｣を普及・販売する芝山町「花祭り本舗」も出展し、「祭り寿司玉子巻き」（1パック735円）と「祭り寿司海苔巻き」（1パック630円）を実演販売する。

　ほかにも、銚子「イシガミ」のぬれ煎餅や銚子「嘉平屋」の練り製品、松戸「蓮香堂」のピーナツを使ったモナカやサブレ、｢舘山中村屋｣のクリームパン、習志野「金庄茶茶」の焼きのりなどが登場。「日替わりご奉仕品」も販売する。

　「ちばスイーツフェスティバル」会場には、県内の老舗菓子店やパティスリーなど15店が出展し、地元素材を生かしたスイーツを展開する。今回は、千葉農林水産部推奨の千葉県産米粉を使った地元パティシエによる米粉スイーツや、県産フルーツを使ったスイーツが登場。

　千葉市・中央区「お菓子工房バニーユ」は県産米粉を使ったふんわり生地で、丸ごとイチゴとカスタードクリーム、生クリームを巻き上げた「バニーユロール」（長さ約13センチ＝840円）を販売。千葉・美浜区｢ホテルニューオータニ幕張パティスリー SATSUKI｣は米粉を使ったタルト生地にマンゴーやマスクメロン、ブルーベリー、イチゴなど県産フルーツとフレッシュ＆チョコの生クリームを盛り付けた「米粉のフルーツタルト」（直径約9センチ＝840円、各日限定20点）を販売する。

　ほかにも、習志野「ル・パティシエ ヨコヤマ」や船橋｢菓子工房アントレ｣のロールケーキ、千葉・若葉区「フリアン」のパリブレスト、東金「シューベルト」のグラスデザートなどが登場。一宮「角八本店」のみかん入り大福、千葉・中央区「栗山菓舗」のどら焼きなども販売する。

　会期中、2年に1度開催される「千葉県洋菓子作品コンテスト」にエントリーする県内の若手パティシエ約80人が手掛けた作品も展示。会期最終日にはグランプリ受賞者の表彰式を開く。併せて、千葉国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校のパティシエ科生徒らが手掛けた「マカロンタワー」も展示。作品に使われているマカロンの数を当てるクイズも実施し、応募者の中から抽選で、千葉の菓子詰め合わせを進呈する。

　会期は6月3日（月）まで（最終日は19時閉場）。

千葉県産米粉を使った「お菓子工房バニーユ」のロールケーキ（関連画像）そごう千葉店