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完全放牧で育った「養老牛放牧牛乳 WILD MILK」（養老牛 山本牧場）

　東武百貨店池袋店の8階催事場で5月2日（木）、ゴールデンウイーク恒例の「初夏の大北海道展」が始まり、会期を1週目（初日〜同8日）、2週目（同9日〜14日）に分け、約80店が出展する。

【画像】雪の冷蔵庫の中で越冬させ、甘みと風味が増した「雪室越冬メークイン」

　同店が行う物産展の中でも、品ぞろえ、売り上げ共にトップを誇る北海道展。今回は、催事担当バイヤーが今年の冬から北海道各地を巡り見つけたという同展ならではの貴重な食材「養老牛放牧牛乳WILD MILK（ワイルドミルク）」「雪室越冬メークイン」を販売するほか、2つの食材を使い開発した東武オリジナル商品を打ち出す。道内でも食べることのできない東武限定グルメも多数登場。

　「養老牛放牧牛乳WILD MILK（ワイルドミルク）」は、同展初登場の中標津町「養老牛 山本牧場」が販売する牛乳（900ミリリットル＝1,201円）。家族経営で「牛乳本来の味を楽しむことができる、フレッシュでワイルドなミルク」作りにこだわり、一年中屋外で完全放牧し、農薬や化学肥料を使わず越冬した牧草のみで育てた牛から搾乳したもの。表面には自然と生クリーム層ができるほどで、パック牛乳とは全く異なりキレのある、さっぱりした後味と豊かな甘みが特徴という。同牧場では牛乳のほか、このワイルドミルクを使った「WILD MILKモッツァレラチーズ」（250グラム＝1,201円）や、「WILD MILKソフトクリーム」（1個401円）を販売。

　同食材を使った東武オリジナル商品には、富良野「菓子工房 フラノデリス」がクレームブリュレ（2個＝840円）を、札幌「ミセス・ニューヨーク」はシュークリーム（1個315円）を、函館「キングベーク」はミルククリームを挟んだパン（1本263円）を会期中実演販売する。2週目のラーメンイートインに登場する札幌「ラーメン信玄」は、ワイルドミルクを使ったみそラーメンを提供。

　「雪室越冬メークイン」は、湿度と温度が保たれた、天然の冷蔵庫とも呼ばれる「雪室」の中でゆっくりと時間をかけて熟成され、驚くほどの甘さとメークイン特有の粘りが特徴のメークイン。函館「だるま食品本舗」では、生産者の板坂さんが手掛けたものを「いたさかさん家の雪室越冬メークイン」（約700グラム＝420円）として販売する。

　同食材を使った東武オリジナル商品には、道外初出店の「札幌 おやじダイニング」がコロッケ（252円）とフライドポテト（1人前315円）を、函館「プティ・メルヴィーユ」がスイーツのスフレ（直径12センチ＝1,050円）を、それぞれ実演販売。1週目のラーメンイートインには札幌「狼スープ」が初登場し、同食材を使った「味噌ラーメン『じゃがバタのせ』」（1杯1,050円）を提供する。

　ほかにも、地元北海道でもなかなか食べることができない貴重な食材として、その姿形から「オニエビ」「ゴジラエビ」とも呼ばれている「イバラモエビ」、深海に生息する大きく成長した留萌沖の「特大甘エビ」、北海道でエビの王様と呼ばれる「特大ぼたんエビ」、さらに「北海シマエビ」と4種類のエビをのせた、札幌「肴や一蓮 蔵」が実演販売する「初夏のジャンボ四大海老弁当」（1折2,520円）も登場。

　会場では、寿司のイートイン（1週目は釧路「都寿司」、2週目は稚内「寿司処美奈味」）をはじめ、1,050円均一の東武限定海鮮弁当、十勝牛を使ったステーキ弁当やカレーパン、人気スイーツの実演販売などが登場する。

　会期は同14日（火）まで（最終日は18時閉場）。

「養老牛放牧牛乳 WILD MILK」を使った、富良野「フラノデリス」の東武限定スイーツ（関連画像）「雪室越冬メークイン」を使った「札幌 おやじダイニング」の東武限定総菜（関連画像）幻のイバラモエビなど4種類のエビを盛り付けた東武限定弁当（関連画像）東武百貨店池袋店