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老舗信州みそ蔵「石井味噌」の春の味「ふき味噌」

　立川高島屋の8階・催会場で3月20日（水・祝）、高島屋の人気催事「グルメのための味百選」が始まった。

【画像】「玉ひで」の姉妹店「たまひで　いちの」がイートインで提供する親子丼

　日本全国の老舗や、名店の味を取りそろえる同展。17回目となる今回は桜の開花に合わせ、春の限定品や高島屋で開催中の「百花祭」にちなんだ特別企画品、初登場の味わいなどを多数展開する。

　見どころは、この時期にしか購入できない名店の味。長野・松本で創業140余年の老舗信州みそ蔵「石井味噌」は、伝承の手法による季節のふきを使ったほろ苦い味わいと香りが特徴の「ふき味噌」（100グラム＝525円）を販売。山形・鶴岡の老舗漬物店「つけもの処 本長」は地元の麹屋が作った米塩麹を使い、春キャベツやニンジン、大根、キュウリの春野菜を漬け込んだ「春の塩こうじ漬け」（190グラム＝525円）を販売する。

　「百花祭」特別企画品では、群馬・高崎の甘納豆専門店「横山製菓 芳房堂」が大粒の宮崎県産キンカンをしっとりと上品な味わいに仕上げた「きんかん糖」（2個入り＝210円）を、宮城・塩釜「橋本蒲鉾店」は昔ながらの製法で手作りした野菜入りのかまぼこ「ベジタボールセット」（3種類×各3個、計9個入り＝567円）を、それぞれ販売。

　同展初登場の味にも注目。日本橋人形町にある親子丼の名店「玉ひで」の姉妹店で、東京ソラマチショッピングセンターに出店する「たまひで いちの」がイートインに初登場。食べ応えある軍鶏肉を使い、ふわトロ卵で少し甘めに仕上げた「熟成軍鶏親子丼」（1人前、1,500円）を提供する。

　東京・赤坂で人気の老舗洋菓子店「しろたえ」が初登場。毎日手作りするという看板商品「チーズケーキ」（1個250円）をはじめ、やわらかい「シュークリーム」（1個170円）、旬のイチゴを使った「フレジエ」（1個380円）を販売する。岩手・下閉伊那郡「中洞牧場」も初登場し、一年を通し山で放牧しながら育てた牛のミルクを低温殺菌製法で仕上げた「牛乳」（720ミリリットル＝945円）を販売。

　そのほか、北海道・砂川「北菓楼」のジャンボパイシュー「夢不思議」や、東京・虎ノ門「岡埜榮泉」の豆大福、大阪・北区「パティシエリーモンシュシュ」の看板ロールケーキなど人気スイーツを日替わり、数量限定で販売する。

　会期は今月26日（火）まで（最終日は18時閉場）。

東京・虎ノ門「岡埜榮泉」の看板菓子（関連画像）立川高島屋