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桜をモチーフにしたスイーツ（左は小田急/サクラルージュ、右は京王/さくらのモンブラン）

　小田急百貨店と京王百貨店の共同企画「さくらさかせるキャンペーン」が今年も実施され、両店の食品売り場では3月9日（土）より、桜をモチーフにした商品を販売している。

　東北復興支援を目的とした同企画は、「新宿西口から元気を届ける」というテーマで昨年より始まり、期間中、両店の買い物客に桜の花びらに見立てたハート型シールを配布し、店内に設置した専用ボードにシールをはるという購入客参加型のチャリティー企画。シール1枚につき10円が一般社団法人チョコレボ・インターナショナルに寄付され、東北での桜の苗木植樹活動に役立てられという。

　両店合計で55,448人が参加し、好評を得たことから今年はキャンペーン内容を強化。東北3県（岩手県、宮城県、福島県）のご当地キャラクター来店イベントを行ったほか、新たに桜をテーマにした弁当やスイーツを販売する「“さくらさかせる”フード特集」を展開している。弁当には両店共に桜柄の共通パッケージを使い、購入者だけの特典も用意。

　新宿小田急からのオリジナル弁当は、「味燈守卓」がロール巻きずしや春の味覚を取り入れた「特製お花見弁当」（1,200円）を販売するほか、押しずしに焼き物、煮物を詰め合わせた「春の押しずし弁当」（寿司の一功/1,000円）、サラダと総菜を詰め合わせた「9種のサラダセレクション」（サラダカフェ/1,000円）を販売。全て各日限定20点で、購入者には「桜柄はし」を進呈する。

　桜をテーマにしたオリジナルスイーツでは、「明治記念館・菓乃実の杜」の抹茶ババロアに桜が香るイチゴ風味のホワイトチョコムースを重ねた「サクラルージュ」（441円）と、「京橋　千疋屋」の大粒のイチゴを丸ごと入れたサクラ風味の「桜モンブラン」（577円）を販売。

　一方、京王新宿店からのオリジナル弁当は、「京料理　美濃吉」がたけのこ煮や菜の花の天ぷらなど春の味覚を使った「鞍馬（くらま）」（1,200円）を販売するほか、豆腐しゅうまいや湯葉巻き揚げ、生ふ田楽などを詰め合わせた「梅の花弁当」（梅の花/1,000円）、握りや巻物、ちらしなどを詰め合わせた「花彩（はないろ）」（下高井戸　旭鮨総本店/1,000円）を販売する。小田急と同様に全て各日限定20点で、購入者には「さくらティーバッグ」（ルピシア）を進呈。

　桜をテーマにしたオリジナルスイーツでは、「鎌倉ニュージャーマン」が生クリームと桜餡を使い、イチゴを丸ごと1粒入れた「さくらのモンブラン」（473円、各日限定20点）を販売するほか、「銀座 千疋屋」は大粒イチゴと桜餡を使った生クリームを包んだ「桜のロールケーキ」（945円、各日限定12点）を販売する。

　両店とも期間は今月17日（日）まで。

新宿小田急が販売する“さくらさかせる”フードで販売する限定弁当（関連画像）京王新宿店が販売する“さくらさかせる”フードで販売する限定弁当（関連画像）小田急百貨店新宿店京王百貨店新宿店