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沖縄ポーク×大阪地ソースの「おきナニワん カツおにぎり」（いちゃりば）

　阪神梅田本店の8階催場で3月6日（水）、全国各地のご当地グルメが集結する「全国選抜 ご当地グルメ甲子園」が開幕した。

【画像】素材のうま味や甘みを「伯方の塩」で引き出した愛媛県伯方島のラーメン

　「うまいが街を元気にする」をテーマに約50店が出展する同催事。4回目となる今回は、商店街の過疎化が進む大正区とタッグを組み開発した新グルメや、今月20日から瀬戸内の島を舞台に開催される「瀬戸内国際芸術祭」を踏まえ「島」に着目したグルメが登場する。さらに、話題のB級グルメだけでなく、全国的にまだまだ認知度は低いものの地元で愛されている名品なども登場。同11日（月）までは連日、大正民謡酒場「うるま御殿」ライブショーなどイベントも行う。

　沖縄出身者が多く在住する大阪・大正区（＝リトル沖縄）では商店街の過疎化が進み、シャッター通りが散見されるという。そこでこのシャッター通りを救い大正区を盛り上げようと、「沖縄」「なにわ」をミックスした造語「おきナニワん」をキーワードに開発した新グルメが登場する。「うるま御殿」は沖縄の粉もん「ひらやーちー」でお好みソース味のミンチを巻いた折衷グルメ「おきナニワんタコス」（ゴーヤ、もずく、各351円）を販売。「やーまん」はたこ焼きの生地にタコでなく沖縄ポーク（ランチョンミート）を入れた「おきナニワん たこ焼き」（ソース、塩、各6個入り＝451円）を、「いちゃりば」は沖縄のスパムをポークカツにし、大阪ソースを塗り、ご飯でサンドした「おきナニワん カツおにぎり」（1個281円）を、それぞれ販売する。

　「瀬戸内海国際芸術祭2013」の舞台となる瀬戸内の島々からのご当地グルメでは、愛媛・伯方島「伯方の塩ラーメンさんわ」が17種類の素材のうま味を伯方の塩で引き出したあっさりスープに、特製細麺を組み合わせた「伯方の塩ラーメン」（1杯630円）をイートインで提供。村上水軍発祥の地、愛媛・大島で唯一のかまぼこ店「かまぼこの村上」は地魚を使った「じゃこ天」「丸天」「小桜」（各1枚158円）を、香川・豊島「社会福祉法人 みくに園」はこだわりの豊島レモンを使った「レモンロールケーキ」（1本1,260円）を販売するなど、「島グルメ」が続々登場する。

　実演販売で味わえる「東西焼きそば対決」も注目。東からはご当地グルメの代表格として、静岡の「富士宮やきそば学会MMP」が販売する「富士宮やきそば」（1人前525円）が登場し、西からはコナモン御三家の焼きそばとして、「大阪鉄板会議」が販売する超極太麺に濃厚なソースの「道頓堀やきそば」（1人前525円）が登場する。

　ほかにも、地元有志が立ち上がり東大阪を盛り上げようと取り組む「東大阪カレーパン会」の名物カレーパンをはじめ、「高槻うどんギョーザの会」のうどん入り焼きギョーザ、昨年の台風で被災した奈良・都津川村の高菜を使った村おこしずしなども登場。

　会期は同12日（火）まで（最終日は17時閉場）。

香川県豊島で栽培した、国産無農薬レモンのマーマレードを使ったロールケーキ（関連画像）阪神梅田本店