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新商品「かきたねディップ」

　柿の種専門店「かきたねキッチン」が新商品「かきたねディップ」を開発し、大阪高島屋の地下1階和菓子売り場特設コーナーで2月27日（水）、期間限定販売を始めた。

【画像】「かきたねディップ」の商品ラインアップ

　新しい柿の種専門店として現在、関西を中心に8店舗を展開する同ブランド。中でも1号店となる大阪高島屋に出店して2年がたち、「もっと楽しめる食べ方はないか」と開発したのが、柿の種にディップソースを付けて食べるという新しいスタイル。

　「ブランドを立ち上げた時から食べ方のアイデアとしてはあった」と、とよす広報の豊洲牧子さん。「お客さまに新しい柿の種を理解していただけたので、さらに新しい柿の種を提案して行こう」と開発。「多国籍料理をイメージし、料理のエッセンスを取り入れる」という基本姿勢は変えずに、「柿の種とディップソースを自由に組み合わせることで味が出来上がる、その楽しさを提供したかった」と話す。

　開発に際しては、「料理系からスイーツ系までありとあらゆる試作品を作り試行錯誤を重ねた」。「ディップソースは多くの方に味わっていただけることを前提に奇をてらった味ではなく、身近にあり、手軽に試すことができる味に集約した」という。開発はディップソースにとどまらず、「揚げあられはマヨネーズなどのソースを付けてもおいしいという印象があった」ことから柿の種の生地にまで及び、ディップソースがよく絡むようフライした柿の種「フライドかきたね」が誕生した。

　新商品「かきたねディップ」として販売するのは、フライドかきたねが「プレーンソルト」「海老（えび）」「アーモンド」のフライドかきたね3種類と、「チョコバナナソース」「マヨソースキムチ風味」「卵と野菜のタルタル」「明太子ドレッシング」のディップソース4種類。

　「フライドかきたね×ディップソース」の組み合わせは12通り。売り場では好みで自由に組み合わせることができ、量り売りを行う。価格は1セットで1カップ263円。ねこびんはフライドかきたね3種類を詰め、ディップソース4種類を2個ずつ（計8個）を別添えし、1,575円。

　「組み合わせることで一つの料理メニューが完成するようなイメージ」として、エビフライ（フライドかきたね海老×卵と野菜のタルタル）やチョコバナナパフェ（フライドかきたねアーモンド×チョコバナナソース）、めんたい炒飯（フライドかきたねプレーン×明太子ドレッシング）、エスニックサラダ（フライドかきたね海老×マヨネーズソースキムチ味）を例に挙げる。

　「柿の種のさらなる進化版として、ディップソースに付けて食べるという食べ方が、お客さまに受け入れていただけるかどうかを試したい」と販売期間は2週間に限定。3月12日（火）まで実施する。

かきたねキッチン