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2013年の「ショコラーシカ」

　メリーチョコレートカムパニーは1月中旬より、バレンタイン限定商品として、マトリョーシカをモチーフにした「ショコラーシカ」シリーズと新シリーズ「カカオブラザーズエア」を、百貨店約180店舗を中心に全国で順次販売する。

【画像】「ショコラーシカ」シリーズの新商品、クマとリスのマトリョーシカ

　昨年のバレンタイン商戦に初登場し、雑貨感覚のカラフル＆かわいいデザインからパッケージ目的の購入客も多く、売り切れ状態となった「ショコラーシカ」シリーズ。今年はデザインを一新し、新商品も加え再登場する。「かわいい小物好きな女性をターゲットに、今年は販路を拡大した」と同社広報の小林香さん。自分用チョコ、女性同士の「友チョコ」、小さな子どもなど女性へのプレゼントとしての需要に期待するという。

　マトリョーシカが描かれた缶パッケージの「ショコラーシカ」は大中小の3サイズはそのままに、缶のデザインをより華やかに仕上げ、配色も赤＆紫（＝大）、ピンク＆青（＝中）、青＆イエロー（＝小）へと変更した。中に入るチョコレートは昨年同様、かわいい包み紙のなめらかなココアクリームとアーモンドクリスプの2種類。価格は、大＝16個入り1,260円、中＝9個入り1,050円、小＝6個入り735円。

　紙パッケージで昨年と同様の、マトリョーシカ3姉妹をイメージした「エリーナ」「ターニャ」「ジャンナ」（各5個入り＝672円）も再登場するが、今年は新商品が加わる。3姉妹の紙パッケージに入るように一回り小さいサイズで初登場するのが、クマのマトリョーシカ「ミーシャ」と、リスのマトリョーシカ「ローフキィ」の2種類。森をイメージさせるリーフやチョウ、キノコがモチーフの粒チョコレートを詰め合わせた。価格は各3個入り525円で、百貨店のみで販売する。

　ロシアの花柄をモチーフにした丸形ボックスの「クラスニィ」と、四角形ボックスの「シーニィ」も再登場。「シーニィ」は今年内容量と価格を変更し、22個入り＝1,680円、13個入り＝1,050円、7個入り＝672円を展開する。

　「ショコラーシカ」とは対照的に、「ハイセンスな男性や旅好き・飛行機好きの男性、小さな男の子など、大人から子どもまで幅広い年代の男性へ向けたバレンタインアイテム」（同社）として誕生したのが、新シリーズ「カカオブラザーズエア」。こちらは全国の百貨店約120店舗で展開する。

　航空業界をコンセプトに、「空とチョコレートが大好きな2人の兄弟によって1933年に設立された」空想の世界の航空会社をイメージ。カラーリングもスカイブルーとイエロー、白、ブラウン、機体を連想させるシルバーを用い、遊び心あふれるデザイン性の高いバレンタイン限定商品を目指した。

　販売するのは、大型ジェット旅客機の形のパッケージに粒タイプのチョコレートを詰め合わせ、飛行機の機種名のように「CB777」（21個入り＝2,940円）、「CB555」「CB333」（8個入り＝840円）の3種類。粒チョコレートは、飛行機型や同シリーズのロゴ入りなどモチーフにこだわり、キャラメルやバニラフレーバーなど幅広い年代が楽しめる味わいに仕上げる。

　商品バリエーションはほかにも、シリーズのボーディングパスがデザインされたパッケージの中に板チョコレートが入った「ボーディングパス」（透明のポーチ付き、95グラム＝525円）をはじめ、シリーズのエンブレムが転写されたチョコレートなどを詰め合わせた「CBプレーン」（82グラム＝525円）、クリアケースを付けて手荷物風にパッケージした「ハンドラゲージ」（アーモンド・フィグ、各50グラム入り＝735円）を用意。エアラインらしいタグや飛行機形チョコレートに加え、味わいもキャラメルフレーバーやミルク、コーヒー味、洋酒入りなどを詰め合わせた「CBアソートメント」（6個入り＝630円、12個入り＝1,260円、20個入り＝1,890円）を販売する。

　いずれも2月14日（火）までの販売。

航空業界をコンセプトにしたバレンタイン新シリーズ、その1（関連画像）航空業界をコンセプトにしたバレンタイン新シリーズ、その2（関連画像）メリーチョコレートカムパニー