デパチカドットコム

写真を拡大

デパ地下「ショウガ」対決（左は松屋/キャンティ、右は三越/プレジール）

　松屋銀座と銀座三越が共同で開催するファッションイベント「GINZA FASHION WEEK（ギンザ ファッション ウィーク」が10月17日（水）より開催され、両デパ地下（＝食品フロア）では共通食材を使ったオリジナル商品を販売する。

【画像】銀座三越と松屋銀座の各食品フロア特設会場で販売する、数量限定のコラボおせち

　今月13日（土）から開催されるファッション振興イベント「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2013 SS」と連動して行われる同イベント。初開催となった昨年10月に続き今年3月にも行った。

　3回目となる今回の共通テーマは「銀座をあたためる」。これに合わせて、両店でデパ地下では体の中から温まる食材として「ショウガ」を使ったスイーツやパン、総菜のオリジナル商品を販売する。

　「銀座三越の展開ブランドとショウガをどのように絡めるか、商品開発には企画の段階からこだわった」という銀座三越の担当者。「ショコラトリー ボナ」はヘーゼルナッツパウダーを混ぜ焼き上げたクッキーのようなケーキにショウガをトッピングした「パランスポ ジャンジャンブル」（315円）を、「フレデリック・カッセル」はアナナス（パイナップル）のパウンドケーキに砂糖漬けショウガをトッピングした「ケーク ジャンジャンブル・アナナス」（1,260円）を販売。「菓乃実の杜」「ジョアン」「豆屋大原」なども参加し、ショウガスイーツを販売する。地下2階「ギンザスイーツパーク」では初日17日より「パティスリー エ カフェ プレジール」が期間限定で出店し、ショウガや蜂蜜、レモンシロップにサバランを浸して仕上げた「サヴァラン シトロン ジャンジャンブル」（525円）を販売。「虎屋ういろ」も出店し、銘菓をアレンジした銀座三越限定商品を販売する。

　松屋銀座では、「食べるだけでなく、見た目でも温まる『ハートウオーミング』な商品開発を心掛けた」と広報担当の小笠原由佳さん。「キャンティ」はスポンジ生地とカスタードクリームにショウガを使い、「炎」をイメージしたチョコレートプレートをデコレーションした「フゥ」（630円、各日限定10点）を販売するほか、「タント・マリー」は自家製ショウガのコンフィをビスキュイに混ぜて焼き上げ、オレンジシロップと紅茶クリームを層にした「ジャンジャンブル」（481円）を、「まめや金澤萬久」はショウガパウダーとしょうゆで下味を付けたいり豆をショウガ風味のチョコでコーティングした「かりっとチョコ豆（ジンジャー）」（1箱840円）を、それぞれ販売。「パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ」「清月堂本店」「ブランジェ浅野屋」「三友居」など全9店が参加する。

　初日17日（水）の1日限り、17時からの限定販売で、両店の人気ショコラブランドによる今回限定レシピのエクレアセットが登場。「エクレール ジャンジャンブル」（ジャン＝ポール・エヴァン）と「エクレア トンカ」（ラ・メゾン・デュ・ショコラ）の2本入り限定セット（1,323円）限定各50点を用意する（1人3点限定）。

　ほかにも、銀座三越から「日本料理 神谷」「全聚徳」、松屋銀座から「京都 茶懐石 三友居」「銀座 KAIRADA」の人気おせちを組み合わせた「銀座のコラボおせち4段」を数量限定で販売。両店の和洋酒担当バイヤーが審査員として参加したという「スローフードジャパン燗（かん）酒コンテスト 2012」で、最高金賞を受賞した日本酒10本を含む金賞受賞酒も販売する。

　会期は10月23日（火）まで。

銀座三越松屋銀座