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道東名産の花咲ガニやボイルたらばがに、活毛ガニなどカニざんまい

　日本橋高島屋8階催会場で10月10日（水）より、恒例の人気物産展「大北海道展」が始まった。

【画像】高島屋初登場の洋菓子店「フランダース」が手掛ける同展限定スイーツ

　北海道東部に位置する「釧路・根室」を特集する今回。現地ならではのご当地名物をはじめ、旬のカニやサンマ、北海道を代表する秋の味覚を使った本展限定商品や百貨店初登場、高島屋初登場の味をそろえる。出展店舗数は70店。

　根室のカニは親潮の影響を強く受け、栄養塩豊富なことからプランクトンが増殖するためおいしいといわれていることから、今回「活（かつ）ガニ」（＝生きたままのカニ）を特別に空輸。会場に水槽を設置し、根室「マルダイ水産」が上品な味わいの活毛ガニ（100グラム当たり＝630円〜）のほか、秋に旬を迎える花咲ガニ、人気のタラバガニなどを取りそろえ実演販売する。

　厚岸（あっけし）名物「大黒さんま」を使った「釧路棒鮨本舗」が手掛ける棒ずしも登場。「大黒さんま」は道東で捕れ、その大きさと脂のりの基準をクリアものだけをブランド化したという特別なサンマ。今回その「大黒さんま」を、道東で捕れる世界一長い「なが昆布」のうち6月初旬だけ行われる「間引き漁」で捕れる、やわらかい「さおまえ昆布」と組み合わせた「大黒さんまの棒ずし」（1本2,575円）を実演販売する。「さおまえ昆布」はうま味を引き出すため3年間熟成させたという。

　百貨店初登場の味では、純標津産のサケを「知床標津マルワ食品」が、伝統製法「手火山作り」で50日間かけていぶし、仕上げたという「手火山造り鮭ぶし 華ふぶき」（80グラム＝1,050円）を、「みどり工房」は牛肉100％粗びき無添加手作りの「しまざき壮健牛ハンバーグステーキ」（150グラム＝880円）を、それぞれ販売。釧路の洋菓子店「フランダース」の村上友一シェフが同展のために考案したというオリジナルケーキ「ブラウニーフロマージュ」（1個525円、各日限定100点）も実演販売する。

　イートインには3店舗が出展し、同展限定メニューが登場。百貨店初登場「釧路ラーメン河村」は阿寒（あかん）ポークを具材にした「ワンタンメン」（しょうゆ、塩＝各 840円）を提供するほか、小樽「レストランMURA」は北海道産玉ネギとカニを使ったグラタンを、函館「鮨処 木はら」はとろサンマやブドウエビ、銀聖サーモンなど道南産ネタを使った握り（3,990円）を、それぞれ提供する。

　そのほか、「室蘭うずら園」のうずらのプリンや札幌「ノルトエッセン」天然酵母のパン、国産ワインコンクールの受賞ワインなど厳選した北海道ワイン20種類、ワインに合う十勝生まれのチーズなども販売。

　会期は今月16日（火）まで（最終日は18時閉場）。

日本橋高島屋