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「古町糀製造所」の塩糀を使った「黒毛和牛の塩糀ステーキご膳」（銀座初音）

　松屋銀座の地下1階・地下2階食品売り場で9月26日（水）、「銀座の大食品祭」が始まった。

【画像】「グランマルニエ」を使った「タント・マリー」の松屋オリジナルスイーツ

　春と秋の年2回開催する同イベント。これまでも、出店店舗同士のコラボ商品の販売や話題の味を期間限定で展開するなどで松屋銀座らしさを打ち出してきた。4回目となる今回は店舗同士のコラボ商品のほか、共通の食材を使い、各店が趣向を凝らした限定商品を開発し、「松屋オリジナル」を強化する。

　共通食材として着目したのは、「万能調味料」として一躍注目を浴びた「塩麹」。2月下旬に食品売り場に出店し人気を博した「古町糀（こうじ）製造所」で取り扱っている「塩糀」（300グラム＝630円）を使い、既存6店が限定商品に仕上げた。総菜・弁当は3種類、パン1種類、和菓子2種類を松屋オリジナルで展開する。

　「銀座初音」は牛肉を塩糀に漬け込み、特製の糀タレをかけた「黒毛和牛の塩糀ステーキご膳」（1折り1,260円、各日限定10点）を販売するほか、「ブランジェ浅野屋」は量り売りが人気の定番商品「軽井沢レザン」に塩糀を使い、塩糀と熟成酒かすでグリーンレーズンの甘みを引き出した「銀座塩糀レザン」（100グラム＝189円）を、「茂助だんご」は粒餡（あん）作りに塩糀を加え、生地にも塩糀を使った「糀大福」（1個181円、各日限定30点）を、それぞれ販売。鶏の照り焼き弁当（鶏陣）をはじめ、パスタメニュー（アントニオズデリ）、豆菓子（まめや金澤萬久）も登場する。

　共通食材はもう一つ、フランスのオレンジ・リキュール「グランマルニエ」を使う。和洋菓子店6店が参加し、松屋オリジナルスイーツを展開する。

　「タント・マリー」の蜂蜜やオレンジ、アーモンド、ノワゼット、チェリーを使ったパウンドケーキにグランマルニエで香り付けした「ケーク・オ・ヌガー」（1本1,680円）をはじめ、「アンテノール」のチョコのシュー生地にチョコカスタードクリームとグランマルニエ風味のオレンジコンフィチュール、生クリームをサンドした「ショコラ・シュークリーム」（1個315円、各日限定30個）、「デメル」のクレームダマンド入りタルトとグランマルニエ風味のオレンジムースを組み合わせた「オランジェンタルト」（直径約11センチ＝1,575円）を販売。「シェ・シーマ」「ジャン・ミエ」「パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ」「果匠 正庵」も、それぞれグランマルニエを使ったスイーツを販売する。

　店舗同士のコラボ商品では、「錦松梅」のふりかけを「好好亭」がチャーハンに仕立てた「錦松梅チャーハン」（1パック525円、各日限定10点）と、「神楽坂五十番」の肉まんに「チーズ王国」のレッドチェダーチーズを入れた「スペシャルチーズ肉まん」（1個525円、各日限定10点）が登場。

　そのほか、話題の店の松屋限定品や人気メニューが期間限定で登場する。「赤坂 しろたえ」の月見を意識した松屋限定マンゴータルトをはじめ、「ガトーフェスタ・ハラダ」のバターを使った新作ケーキ（初日〜同28日各日限定１50本販売）、「足立音衛門」のくりスイーツ、「六本木おつな寿司」の人気いなり（初日〜同28日のみ、各日11時より販売、各日限定50点）、「吉祥寺さとう」のメンチカツ（各日限定1,500点）など。

　期間は10月2日（火）まで。

お月見をイメージした「赤坂 しろたえ」の松屋限定スイーツ（関連画像）松屋銀座