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松屋銀座「おこげ本舗」が新作「おこげサブレ」−調味料「さしすせそ」味で展開
(2012年06月20日)
松屋銀座の地下1階に出店する「安曇野おこげ本舗」が6月12日(火)、新商品「おこげサブレ」の販売を始めた。
【画像】「おこげ本舗」の、薄くせんべい状に焼き上げた看板商品「大地のおこげ」
長野・安曇野で栽培された野菜や果物を中心に添加物や着色料を一切使わずピューレ状にし、つなぎの信州産地粉と甘みの上質の砂糖を加え、薄くせんべい状に焼き上げた看板商品「大地のおこげ」を販売する同ブランド。くりきんとんの製造過程で釜底に残るおいしさが凝縮された部分を「和菓子職人らが楽しみに食べている」ことにヒントを得て、「ゆっくり、しっかり、かんで味わう」をコンセプトに商品化。和菓子売り場に今春オープンした。経営は、長野・安曇野に本社を構えるティンカーベル。
和風柄の紙で個装し、巾着袋や貼り箱でギフトや手土産にも対応するなどパッケージにも力を入れ、現在は常時18〜20種類(1袋294円〜)を展開。デパ地下への出店以来、人気を集め、子どもを持つ母親や30〜40代女性のリピーターなどから好評を得ているという。
新商品「おこげサブレ」は、信州を代表する郷土料理「五平餅」の小判型をモチーフに、サブレ生地の上に「大地のおこげ」同様のものをトッピングし、焼き上げたもの。
開発のきかっけについて、「若い世代にもブランドの良さをアピールしたいと『大地のおこげ』の基本コンセプトを生かしつつ、『おこげをトッピングすること』を前提に、価格も含め手軽に食べることができるものを考えた」と松屋の和菓子バイヤー、始閣理子さん。「ベースとなる生地にはいろいろと試作を重ねた結果、味のバランスや食感など相性が一番良かったのがサブレだった」と振り返る。
味わいは、調味料の「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(しょうゆ)・そ(みそ)」に倣い、5種類を展開。沖縄・久米島の純黒砂糖を使った「純黒砂糖」のほか、沖縄・北谷の塩と九州の抹茶を使った「抹茶塩」、山形「壽屋寿香蔵」の本格醸造りんご酢と信州の木イチゴを使った「木苺酢」、長野「上嶋醤油醸造」のしょうゆと長野県産一味唐辛子を使った「一味醤油」、2年熟成させた国産素材でできた信州のみそとクルミ、黒ゴマを使った「五平味噌」。
5つの調味料との調和を考え、サブレには米粉を加えた。さらに豆乳や蜂蜜を使い、調味料との相乗効果をより高める工夫を施したという。5種類の味で最も大変だったのは「木苺酢」という始閣さん。「この酢の味を完成させるためにあらゆる酢を試し、『爽やかな味わい』に仕上げるまで苦労した」という。
1枚ずつ個装し、価格は5枚入り1セット840円。今後は、箱入りの10枚セット、20枚セットの販売も予定する。
松屋銀座おこげ本舗
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